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2023年05月06日

キャンプ・えびの高原

キャンプ・えびの高原
強まる雨風を必死に耐えたわが家のサイト、雨上がりの朝の風景。守ってくれたのは DD(4×4)タープとスノーピークのポンタシールド。ほんま助かりました。DD は海外の通販で約半額購入。今回が初出勤となりました。ポンタシールドはかれこれ10年ほど前に買って使ってきたもので現在は車載品として常時車に積み込まれております。今回はこの車載ボックスからポンタシールドと mont-bell のストームクルーザージャケット、Quechua の裏面防水のレジャーシートが使われました。

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これらは全くほんの1ミリも使われなかったキレモノたち。落ち枝、枯れ木はそこら中にありましたがその殆どが唐松のもので油脂を多く含んでよく燃えますが大量の黒い煙と煤を撒き散らすので使いませんでした。いつもはやるウッドカービングも唐松の落ち枝は松脂がぎっしり詰まった蝋状のとびきり硬い物ばかりでしたので今回は触手が動かず。

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スイスアーミーナイフ(Victorinox Explorer)はフュアハンドランタンの芯の形状修正にハサミを使いました。スイスツール(スピリット)はペグ抜きやタープの端にぶら下げ雨水を逃す重石の役目もしてくれました。

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Trangia のストームクッカーは撤収日の朝メシ作りに使われました。付属のソースパンは初日の夜に、DUOSSAL のソースパンも野菜の茹でものなどに使われました。
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Trangiaソースパンを並べて調理する。
初日の夕食はお馴染み『煮込みラーメン』。これを二つのソースパン(アタシと奥さんの分)に一人前ずつ分けて同時進行で作りました。

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わが家の火付盗賊こと奥さんの手下そして伝家の宝刀『笑's B-6君』。これでもか!と言わんばかりにてんこ盛り盛りに詰め込まれた炭と乾燥した小枝(以前に拾い集めた)、松ぼっくり。これでガンガン燃やして次々と熾た炭を量産してくれた伝家の宝刀。雨風が強まりFIRE PITも大きな焚き火台も使えない状況下でひとり気を吐いて夫婦二人を温め、安堵とヤル気を与えてくれた小さな巨人。ほんま感謝です。

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小さな巨人『笑's B-6君』が熾こしてくれたオガ炭を受け継ぎ焼き物や湯沸かしをしてくれたのが FIRE BOX stove のFREE STYLE でした。今回はグリルストーブとして完全に機能しました。

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二日目の朝に豪華な朝食を作ってくれたのが イワタニの CB-ODX-1 です。この国民的調理熱源はうちの奥さんが唯一自在に駆使できる液体燃料系コンロです。これで野菜や卵を茹でフレンチトーストを焼き、焚き火台にかけていたケトルのお湯を再沸騰させるなど活躍してくれました。二方向の風を遮るウインドスクリーンを立てています。

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雨風対策に疲労困憊した二日目。気づくとヒゲを剃っておりませんでした。撤収日の早朝にようやくいつもの時間。MSR のウインドバーナーに点火して速攻湯沸かし。20年以上使っている mont-bell の小さな鏡を手に一人のんびりと髭を剃る。これがないと一日が始まりません。

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20年以上使い続けている旧・西独軍のフュアハンドランタン。今回は灯油の残りが少なかったため市販のパラフィンオイルで代用。灯油(ケロシン)に比べて煤が少ない反面、明るさはやや元気のない感じ。二日目の昼間に芯にハサミを入れて形を整えました。

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斜め向かいに陣取った娘一家のサイトも二日目の夜には見られなくなります。娘一家は東に背を向けるサイトで風下を向いており雨風の影響は比較的少なくて済みましたが、わが家はその向かい合わせ。つまり風上を『正面』にしていたわけです。しかし、風が強まり雨が吹き込む様になったことで娘一家のサイトに背を向ける形にテントの向きを変え更にタープを張り直さなければなりませんでした。

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キャンプ・えびの高原
お月様にリングがかかる雨の前の空模様だった初日の夜。それでも風は穏やかで遅くまで焚き火を囲む人たちがおりました。わが家は奥さんが早々と歯を磨きテントに作った巣に潜り込んだ後、あたしはひとり麓のスーパーで買ってきたニジマスを炭火でじっくり塩焼きにして同じ様に起きていた娘の旦那に一匹おすそ分け。それと夕方食った『煮込みラーメン』の残り汁にネギだけぶち込んだネギ汁をハフハフ言いながら腹に収め温まりました。誰も騒ぐ人はおらず穏やかで静かな夜が更けていきます。時折り風上に巨体を横たえる韓国岳から硫化水素の臭いが漂ってきました。翌日の雨風に晒された夜とは全く違う静夜でした。

天気には逆らえない、荷物の積み下ろしもなかなか大変やった、そんなキャンプでしたがワタシは可能ならもう一回行きたいキャンプ場でもありました。

ponio



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