2017年02月17日
使ってる物と使わなくなった物
マイブームなんてもんじゃないけれどキャンプ道具なんかにもそんな波が繰り返しやってくる。今回は気分次第で使ったり使われなかったりする気の毒な道具たちの一部をご紹介。
さっそくいきまっせ〜〜!

最初はGSIカスケーディアンカップ〜。軽くて水にも浮くし(それがどうした!って感じやけどね)、割れたり欠けたりしないから良いんだけどガブ飲みサイズが敬遠されて今や遊びにくるチビ助専用となってた、、それも今やIKEAのキッズシリーズに取って代わられた。

お次は昨年春にチャドクガの毒毛に汚染されて熱湯洗浄の末に見事に縮んでサイズLがサイズSになってしまった
SWANYのワークグローブ。長年使ったけどこの一件で引退されました。ありがとーぅ!

キャンティーンカップとナルゲンオアシスボトルの名コンビ。オアシスの方は今も使われていますがキャンティーンカップの方は最近とんと使われなくなりましたなぁ。頑強で注ぎやすくて持ちやすいのにね、、、。このコンビとにかく重いのよ。

cascade cup はソロの時代の遺産だけどシェラカップやロッカーカップと共にこの手のモノは早い時期から使われなくなっていました。長年ベランダに放置されていた時期もありました。TOAKSのリッドが使えるので復活するかに思えましたがやはり使われることは殆どありませんね。

snowpeak ギガパワーストーブ《地》
何の故障もトラブルもなく購入から20年近く経ちます。
後付けのオートイグナイターも健全に機能しますし、温暖な季節や屋内では今でも十分な火力ですが、少し肌寒いくらいでもドロップダウンすることがありますね。パワーとスタミナ的に最も相性が良かったキャプテンスタッグのPXガス250もノーマルガスの価格で販売していたホームセンターが間違いに気がついて正価に戻してしまい以来買っておりません。老兵は死んでおりませんが白いプラケースに入れられたままです。

SEAGULL の美し〜ランチボックス。ホンマに美しいランチボックスですが弁当を目一杯に詰め込んでいくと超重い。直火もOKでお湯も沸かせる。一時はこれでリゾット作って食うのがブームだったが最近はまたラーメンが屋外での主食になっていたのでこのランチボックスに出番なく淋しい思いをさせております。

さて、今度は《使われている》方。WILDO のスポークは今や屋外での食事に欠かせない友となっています。ラーメンも少量のスープと一緒に口に運べる器用さです。ただし、ナイフ部分のギザギザは唇の端を傷つけることがわかり、買って早々にヤスリがけして落としてしまいました。自宅でもデイハイクでもキャンプでも使われているマイヒットカトラリーです。

OR(アウトドア・リサーチ)のオールウェザーグローブ。昨年、Trangiaバーナーの炎でトロけてしまった同じORのナイロングローブにかわってこの冬の仕事に、自転車移動に毎日毎日コキ使われてきました。防寒性は先のナイロングローブが上でしたが、このグローブは雨の日も水を吸ってグッショリとならず、滑らず丈夫でワークグローブとしても使える頼もしさがある。マイヒットグローブです。

GSI カフェプレスは本来コーヒー用ですが紅茶や日本茶の茶葉も濾せるので重宝しています。勿論、私もコーヒーを淹れるために買った(ワゴンセール!)のですが実は毎朝お茶を淹れるのに使われています。毎朝毎朝、仏様のお茶をこれで抽出しています。本当にムラのない綺麗なお茶の色が出ます。コーヒーの豆カスと違って匂いもつかず手入れも楽です。これが来てから急須を使うことがなくなりました。趣きがないって?まぁいいでしょ。

再び《使われなくなった》組。WENGER のポケットナイフ。一時はEDCブレードとしてマルチツールとして仕事に日常にかなり使われていました。今は別の WENGERナイフに後を譲って何処かでひっそりと隠れ住んでいます。

これもとんと使われなくなったブレード。品質は素晴らしく今もちゃんと切れる状態を保っていますが、サイズ的にやや大き過ぎること(後に発売されたRAT-2の方がサイズ的には使い良いかな)、ハンドルを握った時にブレードのカッティングエッジ後端がやや遠く私的にはちょっと使い難いナイフなのです。今は非常持ち出し品レベル3の荷物の中にある放り込まれています。

snowpeak ケトル no.1
世間的にはベストセラーでロングセラーなケトル兼クッカーです。買って直ぐに蓋をzebraのビリーポットの蓋と入れ替え収納上手なケトルクッカーとして使われてきましたが肝心の注ぎが下手でして湯こぼれが酷く注ぎ口を曲げ直して使っていました。これはたまたま当たった個体差だと結論。ただ、やはり大は小を兼ねると言うことで、、満水容量が1Lを超えるものが主流となってしまいコレの出番が自然と減りました。

こちらは《使われている》組。同じ snowpeak のアルミクッカー、トレック1400です。これは寒い時期には毎朝の湯沸かしに使われます。1400は満水時で実質的な容量は1200mlくらいかな。これが自宅で使われ続けている古い魔法瓶を満水にでき、残りのお湯でお茶を一杯淹れられる、そんな丁度良い容量が毎日使われる理由です。更に蓋が400mlほど(データ的には500ml)の容量なのでこれを使えば水を継ぎ足す時などはいちいちクッカー本体を水道まで持っていかなくても事足ります。シンプルで長く使えるクッカーとはこういうのなんです。

バウルーはホットサンド焼くだけが能ではありません。
ホットケーキも餅もとても上手にふっくらと焼き上げてくれます。バゲットもそのままオーブントースターで焼くとカリカリになり過ぎますがバターを塗ってバウルーで焼くとホンマにフンワリ焼き上げてくれます。卵だって焼けるんですから。圧力鍋とは違い完全な密閉状態ではありませんが水分を保ったまま焼き上げてくれるのでふんわりフワフワです。これもマイヒット。

OPNE COUNTRY の5カップ パーコレーター。
これを使い毎回同じように旨いコーヒーを淹れるのはなかなか難しい。豆の挽き方と量、水の量、火に掛かる時間、などを常に一定にしなければならないからです。細かく挽くとコクは出るけど豆カス(クレッセントと言えばそうなのだが)がかなり出るし、粗く挽くと時間によっては薄くなる。火にかける時間を長くとり過ぎると香りや風味もぶっ飛んでしまう。だからたまに旨いコーヒーが淹れられた時は本当に嬉しい。でもね、後片付けの面倒さもあってパーコレーターの使用頻度は高くありません。ただ時々ふとこれで淹れたくなるだけです。

A&Fチタンカップ。《使われてる》組です。金気臭いだの、すぐに冷めるだの言いながらも長年使われ続けてる愛着あるカップ。

こちらも《使われてる》組の方。Coleman のステンレスマグ。ありふれていて特別なんてことないんだけど変色も曇りもなくいつも熱々。ハンドルも畳めないしスタッキングも出来ないけれど、こういうシンプルなものは長く使える道具の典型。

GSIエナメルクックウエア。《使われてる》組の中でもトレック1400と並び毎日使われてる一軍レギュラー。容量2L実質1.8Lで琺瑯ならではの手入れのしやすさを買われ、ストーブトップの湯沸かしから麺類の茹でや調理まで働きづめの毎日です。蓋は家にあったピッタリサイズのモノ。

ユニフレームのご飯クッカー(山シリーズ)。キャンプでの炊飯を目的に買ったけど実際には煮物、汁物の調理に使われている。特にラーメン、うどんなどは具材たっぷりでも余裕。アルミ製鍋としてはかなり厚みがあって頑強。ご飯を炊いた時は早めに移し替えないと余熱でこびり着くので要注意。これも自宅での《使われてる》組。

復活組の一人。お馴染み SOLO STOVE。
炉の底に張られていたニクロムワイヤーの基部が焼き切れてしまったので最近改造手術を受けた。100均の味噌漉しオタマに穴を開けたものを炉の底に設置。その後の燃焼も殆ど変わりなく暫くはこれで現役続行となりました。まだまだ《使われてる》組です。

ガソリンバーナーの雄、MSRのWhisper Lite International。ホワイトガソリンからケロシン(灯油)仕様にジェットを組み替えてから半年ほどのテスト期間をクリア。現在、本格稼働中。本当はホワイトガソリンの方が楽なんだけどね。

PRIMUS IP-2243は最古参のバーナー。初代から二代目になって既に25年ほど経つかな。数年前に詰まって出が悪かったジェットをクリーニングしてからは高火力も復活。性能的にはバリバリにバリが付くほど頼れる存在だがやはりサイズ的に大きく重いのでクッカーとの組み合わせも必然的に大きくなってしまいます。我が定番ストーブも静かな日々を過ごしております。

ストーブついでに、、ドラゴンフライストーブ。
これは《使っていない》組。火力も強いが燃焼音もかなりヤカマシー!のは18年前から知っている。パッと開く五徳の安定感やプレヒートの簡単さ火力調整の素晴らしさもわかっています。ただ、デカいんです。収納サイズがちょっとばかりデカ過ぎて持ち出すことを躊躇うのです。

デカイ!と言えばコレで〜す。KELLY KETTLE。
これは据え置いて使うものだから今の日常では使えませんし、キャンプなどではゆったり燃やしたいのに直ぐにお湯が沸くから忙しいのです。贅沢な悩みです、ホントに。だってこれはガー!と燃やしてグワー!とお湯を沸かすための道具なのですからね。わかってます、私がそういう生活をすればよいのです。

こちらは《使ってる》組に所属のEsbit 585改造バーナーキット。これは使っとります!使い方は軍用のTrangiaバーナーに乗っけるだけです。湯沸かしならコレが一番簡単です。収納サイズも意外と小さくまとまりますし思い切った改造をやって良かった例です。

CASIO GA-150-1AJF
《使わなくては!》組。個人的にはプレゼントで頂いた物を除けば20年振りの電池式腕時計。電池式→正確→電池式→電池切れる→《使わなくなる》という決まり事の様な末路が嫌になって20代の頃からずっと手巻きや自動巻の機械式腕時計しか使わなかったアタシが何を血迷ったかリセール品を買ってしまいました。SEIKOのブラックモンスターが7年目で故障したタイミングでした。夜間はライトをオンにしても殆ど視認できないし、反転液晶もまた役に立たないことが多いのに今は日々仕事に着けて行ってます。電池ある限り《使わねば!》的精神。しかし、ある朝腕にはめようとフト見ると時計が停まっていることに気がつくのでしょうね。その時、自分はどないするのか?

先に出た WENGER のポケットナイフに代わり日々仕事に日常に使われている《今WENGER》。ナイフ、ハサミ、ドライバー、リーマー、仕事で使うツールは揃っている。そして携行用のフックが《使える》道具として決定的な役割をしています。

これも何度もブログアップされてきた WENGER Soldier。これは中古品で手に入れましたが前の持ち主の方が完璧な片刃に研ぎ直されておりまして木材に対する食い込みは凄いものがあります。今はエッジの耐久性を持たせるために《10:0》の片刃を《8:2》に研ぎ直して使っています。質実剛健で必要にして十分な機能と信頼性は《使われる》道具の典型です。

KEEN のコルティナミッド。《使われてまっせ〜》的な休日靴の代表。休日靴?そう、この手のブーツレースは
若い頃から慣れたものだけど、仕事で脱いだり履いたりする回数が多い時は必然的に履いて行きません。でも休日はこれを履くことが多いですね。ソールは大丈夫か?と思うほど薄く、ビブラムに慣れた軟弱な足には不安でしたが履いてみると快適快適!それほど重い荷物を背負わなければ長い距離も楽チンです。

Kinco のワークグローブ。先述した SWANYのグローブがドクガの毛に汚染され熱湯で毒毛のタンパク質を破壊した際に縮んで使えなくなりましたので、これはそのアトガマ。フィット感はSWANYには敵いませんが仕事にキャンプに《使いまくり》。

CASIO PRG-270-1jf プロトレック。これもリセール品。
電池式やけどソーラー。前述のG-SHOCKとは対照的な視認性の良さとソーラー蓄電駆動に賭けてみました。高度計もその時その時でマメにリセットや修正してやれば正確ですし、外してぶら下げておけば温度もちゃんと測れる。気圧計が急な雨を知らせてくれたこともあった。
これは休日時計として《使わられてる》道具です。

キャプテンスタッグの角型ステンレスクッカー。
これ《使われていない》組に落第。現在、活路を見出さんと使活中(使われる為の活動)ス。なんで《使われなくなった》のか?それは多分、蓋のチョボ(ツマミ)。デカイんですわ、これが。勿論わかって買ったのですが、、パッキングがね、、そこで自宅での使用に活路を求めましたがステンレス製の鍋はお湯を沸かせばチュンチュンジュッジュッ!とお湯を弾くし家庭用のガスコンロではハンドルが熱くなりすぎるので撤退しました。今後は《使ってる》組に進級すべく蓋のツマミを適当なものに改造することを思案中です。出来は素晴らしいのですが、、チョボが、、、。待っとれよ〜〜。

Coleman 442 フェザーストーブは通称【火吹きダルマ】。ゴロンとしていて大きく重い。畳めるのは脚だけ。
一昔前は米軍のG Iストーブやピーク1など現代の小型軽量なガスキャニスターストーブとは比べ物にならない大きさと重さをザックに詰めて歩いた強者の時代もあった様ですが、チタンだ、軽量コンパクトだとそれが普通になった時代にバックパッカーだった自分にはやはり重いっス。でも!これは《使われてる》組。その暗闇でも手探りでポンピングから点火とプレヒート、本燃焼へと移行できる点火プロセスの簡便さは今だこれに勝るもの無し!取り出して1分以内に青い炎が湯を沸かし出す。ココです《使われる》最大の理由。
さっそくいきまっせ〜〜!

最初はGSIカスケーディアンカップ〜。軽くて水にも浮くし(それがどうした!って感じやけどね)、割れたり欠けたりしないから良いんだけどガブ飲みサイズが敬遠されて今や遊びにくるチビ助専用となってた、、それも今やIKEAのキッズシリーズに取って代わられた。

お次は昨年春にチャドクガの毒毛に汚染されて熱湯洗浄の末に見事に縮んでサイズLがサイズSになってしまった
SWANYのワークグローブ。長年使ったけどこの一件で引退されました。ありがとーぅ!

キャンティーンカップとナルゲンオアシスボトルの名コンビ。オアシスの方は今も使われていますがキャンティーンカップの方は最近とんと使われなくなりましたなぁ。頑強で注ぎやすくて持ちやすいのにね、、、。このコンビとにかく重いのよ。

cascade cup はソロの時代の遺産だけどシェラカップやロッカーカップと共にこの手のモノは早い時期から使われなくなっていました。長年ベランダに放置されていた時期もありました。TOAKSのリッドが使えるので復活するかに思えましたがやはり使われることは殆どありませんね。

snowpeak ギガパワーストーブ《地》
何の故障もトラブルもなく購入から20年近く経ちます。
後付けのオートイグナイターも健全に機能しますし、温暖な季節や屋内では今でも十分な火力ですが、少し肌寒いくらいでもドロップダウンすることがありますね。パワーとスタミナ的に最も相性が良かったキャプテンスタッグのPXガス250もノーマルガスの価格で販売していたホームセンターが間違いに気がついて正価に戻してしまい以来買っておりません。老兵は死んでおりませんが白いプラケースに入れられたままです。

SEAGULL の美し〜ランチボックス。ホンマに美しいランチボックスですが弁当を目一杯に詰め込んでいくと超重い。直火もOKでお湯も沸かせる。一時はこれでリゾット作って食うのがブームだったが最近はまたラーメンが屋外での主食になっていたのでこのランチボックスに出番なく淋しい思いをさせております。

さて、今度は《使われている》方。WILDO のスポークは今や屋外での食事に欠かせない友となっています。ラーメンも少量のスープと一緒に口に運べる器用さです。ただし、ナイフ部分のギザギザは唇の端を傷つけることがわかり、買って早々にヤスリがけして落としてしまいました。自宅でもデイハイクでもキャンプでも使われているマイヒットカトラリーです。

OR(アウトドア・リサーチ)のオールウェザーグローブ。昨年、Trangiaバーナーの炎でトロけてしまった同じORのナイロングローブにかわってこの冬の仕事に、自転車移動に毎日毎日コキ使われてきました。防寒性は先のナイロングローブが上でしたが、このグローブは雨の日も水を吸ってグッショリとならず、滑らず丈夫でワークグローブとしても使える頼もしさがある。マイヒットグローブです。

GSI カフェプレスは本来コーヒー用ですが紅茶や日本茶の茶葉も濾せるので重宝しています。勿論、私もコーヒーを淹れるために買った(ワゴンセール!)のですが実は毎朝お茶を淹れるのに使われています。毎朝毎朝、仏様のお茶をこれで抽出しています。本当にムラのない綺麗なお茶の色が出ます。コーヒーの豆カスと違って匂いもつかず手入れも楽です。これが来てから急須を使うことがなくなりました。趣きがないって?まぁいいでしょ。

再び《使われなくなった》組。WENGER のポケットナイフ。一時はEDCブレードとしてマルチツールとして仕事に日常にかなり使われていました。今は別の WENGERナイフに後を譲って何処かでひっそりと隠れ住んでいます。

これもとんと使われなくなったブレード。品質は素晴らしく今もちゃんと切れる状態を保っていますが、サイズ的にやや大き過ぎること(後に発売されたRAT-2の方がサイズ的には使い良いかな)、ハンドルを握った時にブレードのカッティングエッジ後端がやや遠く私的にはちょっと使い難いナイフなのです。今は非常持ち出し品レベル3の荷物の中にある放り込まれています。

snowpeak ケトル no.1
世間的にはベストセラーでロングセラーなケトル兼クッカーです。買って直ぐに蓋をzebraのビリーポットの蓋と入れ替え収納上手なケトルクッカーとして使われてきましたが肝心の注ぎが下手でして湯こぼれが酷く注ぎ口を曲げ直して使っていました。これはたまたま当たった個体差だと結論。ただ、やはり大は小を兼ねると言うことで、、満水容量が1Lを超えるものが主流となってしまいコレの出番が自然と減りました。

こちらは《使われている》組。同じ snowpeak のアルミクッカー、トレック1400です。これは寒い時期には毎朝の湯沸かしに使われます。1400は満水時で実質的な容量は1200mlくらいかな。これが自宅で使われ続けている古い魔法瓶を満水にでき、残りのお湯でお茶を一杯淹れられる、そんな丁度良い容量が毎日使われる理由です。更に蓋が400mlほど(データ的には500ml)の容量なのでこれを使えば水を継ぎ足す時などはいちいちクッカー本体を水道まで持っていかなくても事足ります。シンプルで長く使えるクッカーとはこういうのなんです。

バウルーはホットサンド焼くだけが能ではありません。
ホットケーキも餅もとても上手にふっくらと焼き上げてくれます。バゲットもそのままオーブントースターで焼くとカリカリになり過ぎますがバターを塗ってバウルーで焼くとホンマにフンワリ焼き上げてくれます。卵だって焼けるんですから。圧力鍋とは違い完全な密閉状態ではありませんが水分を保ったまま焼き上げてくれるのでふんわりフワフワです。これもマイヒット。

OPNE COUNTRY の5カップ パーコレーター。
これを使い毎回同じように旨いコーヒーを淹れるのはなかなか難しい。豆の挽き方と量、水の量、火に掛かる時間、などを常に一定にしなければならないからです。細かく挽くとコクは出るけど豆カス(クレッセントと言えばそうなのだが)がかなり出るし、粗く挽くと時間によっては薄くなる。火にかける時間を長くとり過ぎると香りや風味もぶっ飛んでしまう。だからたまに旨いコーヒーが淹れられた時は本当に嬉しい。でもね、後片付けの面倒さもあってパーコレーターの使用頻度は高くありません。ただ時々ふとこれで淹れたくなるだけです。

A&Fチタンカップ。《使われてる》組です。金気臭いだの、すぐに冷めるだの言いながらも長年使われ続けてる愛着あるカップ。

こちらも《使われてる》組の方。Coleman のステンレスマグ。ありふれていて特別なんてことないんだけど変色も曇りもなくいつも熱々。ハンドルも畳めないしスタッキングも出来ないけれど、こういうシンプルなものは長く使える道具の典型。

GSIエナメルクックウエア。《使われてる》組の中でもトレック1400と並び毎日使われてる一軍レギュラー。容量2L実質1.8Lで琺瑯ならではの手入れのしやすさを買われ、ストーブトップの湯沸かしから麺類の茹でや調理まで働きづめの毎日です。蓋は家にあったピッタリサイズのモノ。

ユニフレームのご飯クッカー(山シリーズ)。キャンプでの炊飯を目的に買ったけど実際には煮物、汁物の調理に使われている。特にラーメン、うどんなどは具材たっぷりでも余裕。アルミ製鍋としてはかなり厚みがあって頑強。ご飯を炊いた時は早めに移し替えないと余熱でこびり着くので要注意。これも自宅での《使われてる》組。

復活組の一人。お馴染み SOLO STOVE。
炉の底に張られていたニクロムワイヤーの基部が焼き切れてしまったので最近改造手術を受けた。100均の味噌漉しオタマに穴を開けたものを炉の底に設置。その後の燃焼も殆ど変わりなく暫くはこれで現役続行となりました。まだまだ《使われてる》組です。

ガソリンバーナーの雄、MSRのWhisper Lite International。ホワイトガソリンからケロシン(灯油)仕様にジェットを組み替えてから半年ほどのテスト期間をクリア。現在、本格稼働中。本当はホワイトガソリンの方が楽なんだけどね。

PRIMUS IP-2243は最古参のバーナー。初代から二代目になって既に25年ほど経つかな。数年前に詰まって出が悪かったジェットをクリーニングしてからは高火力も復活。性能的にはバリバリにバリが付くほど頼れる存在だがやはりサイズ的に大きく重いのでクッカーとの組み合わせも必然的に大きくなってしまいます。我が定番ストーブも静かな日々を過ごしております。

ストーブついでに、、ドラゴンフライストーブ。
これは《使っていない》組。火力も強いが燃焼音もかなりヤカマシー!のは18年前から知っている。パッと開く五徳の安定感やプレヒートの簡単さ火力調整の素晴らしさもわかっています。ただ、デカいんです。収納サイズがちょっとばかりデカ過ぎて持ち出すことを躊躇うのです。

デカイ!と言えばコレで〜す。KELLY KETTLE。
これは据え置いて使うものだから今の日常では使えませんし、キャンプなどではゆったり燃やしたいのに直ぐにお湯が沸くから忙しいのです。贅沢な悩みです、ホントに。だってこれはガー!と燃やしてグワー!とお湯を沸かすための道具なのですからね。わかってます、私がそういう生活をすればよいのです。

こちらは《使ってる》組に所属のEsbit 585改造バーナーキット。これは使っとります!使い方は軍用のTrangiaバーナーに乗っけるだけです。湯沸かしならコレが一番簡単です。収納サイズも意外と小さくまとまりますし思い切った改造をやって良かった例です。

CASIO GA-150-1AJF
《使わなくては!》組。個人的にはプレゼントで頂いた物を除けば20年振りの電池式腕時計。電池式→正確→電池式→電池切れる→《使わなくなる》という決まり事の様な末路が嫌になって20代の頃からずっと手巻きや自動巻の機械式腕時計しか使わなかったアタシが何を血迷ったかリセール品を買ってしまいました。SEIKOのブラックモンスターが7年目で故障したタイミングでした。夜間はライトをオンにしても殆ど視認できないし、反転液晶もまた役に立たないことが多いのに今は日々仕事に着けて行ってます。電池ある限り《使わねば!》的精神。しかし、ある朝腕にはめようとフト見ると時計が停まっていることに気がつくのでしょうね。その時、自分はどないするのか?

先に出た WENGER のポケットナイフに代わり日々仕事に日常に使われている《今WENGER》。ナイフ、ハサミ、ドライバー、リーマー、仕事で使うツールは揃っている。そして携行用のフックが《使える》道具として決定的な役割をしています。

これも何度もブログアップされてきた WENGER Soldier。これは中古品で手に入れましたが前の持ち主の方が完璧な片刃に研ぎ直されておりまして木材に対する食い込みは凄いものがあります。今はエッジの耐久性を持たせるために《10:0》の片刃を《8:2》に研ぎ直して使っています。質実剛健で必要にして十分な機能と信頼性は《使われる》道具の典型です。

KEEN のコルティナミッド。《使われてまっせ〜》的な休日靴の代表。休日靴?そう、この手のブーツレースは
若い頃から慣れたものだけど、仕事で脱いだり履いたりする回数が多い時は必然的に履いて行きません。でも休日はこれを履くことが多いですね。ソールは大丈夫か?と思うほど薄く、ビブラムに慣れた軟弱な足には不安でしたが履いてみると快適快適!それほど重い荷物を背負わなければ長い距離も楽チンです。

Kinco のワークグローブ。先述した SWANYのグローブがドクガの毛に汚染され熱湯で毒毛のタンパク質を破壊した際に縮んで使えなくなりましたので、これはそのアトガマ。フィット感はSWANYには敵いませんが仕事にキャンプに《使いまくり》。

CASIO PRG-270-1jf プロトレック。これもリセール品。
電池式やけどソーラー。前述のG-SHOCKとは対照的な視認性の良さとソーラー蓄電駆動に賭けてみました。高度計もその時その時でマメにリセットや修正してやれば正確ですし、外してぶら下げておけば温度もちゃんと測れる。気圧計が急な雨を知らせてくれたこともあった。
これは休日時計として《使わられてる》道具です。

キャプテンスタッグの角型ステンレスクッカー。
これ《使われていない》組に落第。現在、活路を見出さんと使活中(使われる為の活動)ス。なんで《使われなくなった》のか?それは多分、蓋のチョボ(ツマミ)。デカイんですわ、これが。勿論わかって買ったのですが、、パッキングがね、、そこで自宅での使用に活路を求めましたがステンレス製の鍋はお湯を沸かせばチュンチュンジュッジュッ!とお湯を弾くし家庭用のガスコンロではハンドルが熱くなりすぎるので撤退しました。今後は《使ってる》組に進級すべく蓋のツマミを適当なものに改造することを思案中です。出来は素晴らしいのですが、、チョボが、、、。待っとれよ〜〜。

Coleman 442 フェザーストーブは通称【火吹きダルマ】。ゴロンとしていて大きく重い。畳めるのは脚だけ。
一昔前は米軍のG Iストーブやピーク1など現代の小型軽量なガスキャニスターストーブとは比べ物にならない大きさと重さをザックに詰めて歩いた強者の時代もあった様ですが、チタンだ、軽量コンパクトだとそれが普通になった時代にバックパッカーだった自分にはやはり重いっス。でも!これは《使われてる》組。その暗闇でも手探りでポンピングから点火とプレヒート、本燃焼へと移行できる点火プロセスの簡便さは今だこれに勝るもの無し!取り出して1分以内に青い炎が湯を沸かし出す。ココです《使われる》最大の理由。

Queen#4180GMB は2010年頃に当時¥7.000ほどで米国から取り寄せたナイフですが、以来研ぎ直しながら仕事(庭木の処理)やキャンプに使われ続けてきました。特に目立ったデザインでもなく何方かと言えば地味〜なモデルですがとにかく良く切れるのです。一年前にハンドルを割ってしまいましたが即効ボンドで修繕ス。最近はその切れ味にも円熟味が出てきまして(んなわけないやろ〜)気持ちの良い使い心地で《使われ続ける》道具の代表取締役となっています。

Spyderco Tenacious と Kershaw BLUR。
この二人《今EDCブレード》の座を巡って熾烈な争いを繰り広げています。この二本のナイフは本当によく似ています。ワンハンドでブレードをオープンできる、鋼材の良し悪しは別として実際に良く切れる、クリップ付きで携行が楽、サイズも重さもほとんど同じ。これはまさしく《使える》道具同士の競争也。
はぁー疲れた。ホンマはね、まだまだあるのです。
《使われてる》《使われてない》《使いたいけど》
《失敗》の各組。
ponioでした。
Posted by ponio at 22:39│Comments(0)
│道具たち