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2025年05月13日

たまに出してみる道具

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スノーピーク ケトルNo.1

ホンマに久しぶりに日の目を見ましたスノーピークのケトルNo.1です。今ではこれをレビューする人も殆ど見かけなくなりましたね。そりゃそうです。アタシがこれを買ったのが当時よく行っていたマリノアシティー福岡(今はなき)にスノーピークが店をかまえていた頃ですからかなり前のことです。この製品はオールステンレス製ですが、一昔前ならその響きだけで胸がときめいたチタン製のクッカーが今ではすっかりお安くなって、昨今では似た製品(殆ど同じ類似品)が番場蛮の分身魔球(わかるかな?)の如く乱出するご時世に。このケトルNo.1など影も形も、となってしまうのもわかります。

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実際のところアタシのケトルNo.1も購入から何度もお蔵入りと一過性の復活を繰り返してきました。記憶も定かでありませんが最後に使った時は焼酎のお湯割りを入れたり熱燗入れたりと酒器として使われていたみたいです。自分のことながら記憶にありませんが画像は残っておりました。

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一時期は SOLO STOVE とのコンビで湯沸かしをしておりましたが、、やがてベランダでの湯沸かしくらいにしか使われなくなります。蓋はGSIのステンレスケトルの物です。

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アタシがこれを使わなくなった理由は「漏れ」「溢れ」でした。このケトルはアタシ的には程よいサイズでしたが700〜800mlほどのお湯を沸かして注ぐと、、ボタボタダラダラとお湯が溢れ伝いマグカップに注ぐにもその周りが溢れたお湯でビショビショに、コーヒーのドリップなどしようものなら、、の状態でした。立派な注ぎ口が付いているのにです。当時はまだ多くのユーザーがこれを使っていたと記憶していますが、その様な「溢れ」のレビューなど無かったのでこれはこの個体の癖、つまり製品のばらつきだと諦めました。

ちなみに、この製品は現在でも製造販売されております。ただ、スノーピークのwebにはこんな記述もあります。

「2022年より、原産国、サイズ、重量、パッケージと外観の仕様が変更になっております。
【原産国】変更前:CS-068 原産国 日本→変更後:CS-068R 原産国 台湾、【サイズ】変更前:CS-068 直径120×80(h)mm→変更後:CS-068R 150×140×96(h)mm、【重量】変更前:CS-068 255g→変更後:CS-068R 290g、【外観】溶接方法の変更により外観がやや変化しております。」とね。サイズの違いは採寸する部分の違いで実際には同寸の様です。重さはちと重くなりましたね。現行の価格は¥3.300、アタシが買った頃は¥2.700くらいだったでしょうか。

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傾け過ぎるとすぐに外れる蓋にはシリコンチューブの余りを取り付けハンドルを握る手の親指で押さえられるようにしておりました。またこれは熱くなった蓋を持ち上げる際にも便利な方法でした。

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上でもチラッと出てきましたがGSI のグレイシャーステンレスケトルの蓋がピッタリなのでこれを乗せて出掛けていたこともありました。メーカーオリジナルの蓋は凹型ですがGSIの方は凸型で中に備品などを収納する際には収納に少しの余裕が生まれます。

今回これを引っ張り出して600mlほどのお湯を沸かしました。それを毎朝コーヒーをストックしておくサーモスのチタンボトル(旧型)に注いでみましたら、危なかしさはありましたが溢さず注ぎきれました。ただね、やっぱり蓋が使いにくい。前後にカタカタ動くし油断すれば外れるしシリコンチューブを取り付けても蓋の隙間から蒸気が上がって指が熱いし、、。

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こっちの方が簡単ですね、蓋の固定は。さて今回はいつまで日の目を見ていられるかな?

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一過性の復活と言えばこちらもそうかもしれません。エバニューさんのチタンクッカーです。アタシがまだ若くバックパッキングに明け暮れていた頃に買ってチタンという言葉の響きと軽さだけで使っていた物です。しかしそれも一時期だけのことでした。チタン製よりわずかに重くてもサイズや調理の面で使いやすい物を選ぶようになったからです。特にバックパッキングをやめてからはそれが顕著になりました。炒め物は焦げつくから汁物や湯沸かしにだけ使う様になり更に歩きから車での移動に変わってからはもう軽量に拘る必要も無くなりました。チタンという魔法はアタシの中から消えて無くなったのです。今日は上のケトルNo.1と共に久々に日の目を見ました。お湯を沸かし頂き物の半田手延べ素麺を茹でそのままキンキンに冷やして食べました。さて、これもいつまで続くでしょう、、。

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こちらはたまに使いたくなっては引っ張り出し簡単な湯沸かしなどに使われる MSR のポケットロケット(ファーストモデル)です。現在は PocketRocket® 2 や PocketRocket® Deluxe が後継機として販売されておりこのモデルは廃盤となっています。アタシの中ではこの手のシングルバーナーとして SOTO SOD-310 Wind Master stove が不動の位置に付けていますがこれもまた好きなストーブなのです。オートイグナイターも付いておらず耐風性能も良くはありませんがコンパクトに収納できて火力も強くまだまだ使える MSRらしいストーブだとアタシは思います。

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この日の昼飯はこのセットでした。

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このこじんまりとした姿がたまりません。

捨てず売らずにお蔵入りしている道具たちを日の当たる場所へ!

ponio



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