2019年11月03日
使われて every day

日々の仕事や日常で使われとります道具たち。
毎日毎日 Evevy Day Carry

Swiss Tool Sprit (左)
LEATHERMAN RAPTOR (右)


LEATHERMAN RAPTOR
これメディカルシザースというカテゴリーのキレモノだけど、実際には医療用に限らずあれこれ切る作業に使われてる。上の写真は、
台風の強烈な南風で破壊された高齢者宅のベランダオーニングを片付けた時のもの。オーニングのタープ 部分を金属製のフレームから切り離しゴミとして捨てる。ハサミで切り込みを入れたらあとはストラップカッターでスィ〜っと切り裂く。

オーニング解体つづき
Swiss Tool は錆びて固く締まったボルトナットをプライヤーでカンカン叩いたあとグリグリっと回して外します。取り付け時に念入りに固定していた針金もこれでパチパチカット。この台風でオーニングはフレームは無事でしたがタープ 部分がビリビリビリージョエルに裂けてしまい廃棄となりました。この家の人がオーニングを畳んでいなかった為にまともに風をはらんで敗れたのでした。

これも仕事先での一コマ。突然頼まれた柿の試し収穫。切るものが何もなく RAPTOR でパチンパチンと切り落としました。

浜辺でのんびりついでに、打ち上げられた無数の茎をRAPTOR でカットし持ち帰ります。これは後日焚き付けとして使われます。
この他にも、やはり高齢者宅で一つ一つ包装された《のど飴》を袋から取り出し容器に入れる作業ではこの RAPTOR がのど飴の包装をサササーと切ってくれました。とある病院では入院の付き添いに同行した際に、患者の手首にはめるネームIDタグのカットに使われました。(看護師さんが手持ちのハサミをどこかに置き忘れてきた為)

WENGER のナイフ(バルダン)に装備されたフィリップスドライバー(プラスドライバー)で網戸の枠のネジを締め直し歪みを解消。このドライバーは起こした状態でネジに向かいグイッと押し込むとナイフ本体に簡易的にロックされ不意に畳まれたりしません。これかなり使われます。


WENGER Soldier
これは今も外に連れ出すキレモノの一つですが、家でも奥さんが紙コップや牛乳パックを使った葉物栽培にこれのリーマーで水抜き穴をせっせと開けています。このリーマーは荷物の開封にも使われます。粘着テープはこれでサーっと切る、けっしてブレードを使ってはなりません。

この20年いつもジーパンのポケットに入っているビクトリノックス のミニチャンプDX。手のひらにすっぽり隠れる小さな小さなキレモノです。先日、これも病院で、肩を痛めている高齢者が突然の採血(血液検査)に服を脱ぐより腕まくりをしようとしたけれど、服の袖口のゴムがキツくて上がらない、、ゴムを切ってくださいと言われた看護師さんは服を切ることになるので二の足を踏んでおりました。そこでアタシがこの小さな小さなハサミでゴムと袖の一部を最小限にカット。、こんなことにも使われます。

ついこの間のこと、20年近く失くさずに愛用してきたビクトリノックス のミニチャンプDX(上で出てきました)がどこにも見当たらず、、『これで青春も終わりかなとつぶやいて〜♪』(大阪で生まれた女か!?)とついにこの日が来たかと諦めつつファストエイドキットに入れ放しにしていた WENGER のクラシックを代わりにポケットへ。その後、数日してジーパンの尻ポケットからヒョッコリと出てきました〜こらー!どこいっとったー!と叱りつつとりあえずはメデタシ。『あなたについて行こうときめた〜♪』


Victorinox outrider nl
これは仕事用としても現役ですが普段は家ナイフとして常に手の届く場所に置かれています。ベランダのピーマンやキュウリ、トマト収穫する際はこれのハサミを使います。


Victorinox センチネル
スパイダルコのTenacious が行方知れずとなって一年が過ぎ、その間にこの方が私の家ナイフTOPに君臨。いつもグラミチの半パンのポケットにクリップされていて使い倒されております。このキレモノの最大の特徴はその美しくポリッシュされたステンレス鋼のブレードにあります。これは紙や紐、パック類や食材のカットまで使えるお手入れ簡単で清潔感のあるブレードです。家では常に身につけているので、キッチンでも簡単な食材、例えばニンニクや生姜の皮剥きとか刻み、小ネギを刻んだり、タマネギのスライスもします。近くのスーパーで安売りされているライ麦パンを切る時も殆どこれです。

EKA Swede 88
これはキャンプ以外では自宅のテーブルで食材をスライスするのに使われています。木を削らせても食材をスライスさせても良い仕事をします。

デイハイクで奥さんがEKAのナイフでアスパラ削いでる。

先の柿の収穫の本番ではちゃんとハサミを用意してきました。FISKARS のギアプルーナーです。このハサミ使い出してもう何年になるでしょう、、未だ切れ味変わらず使い終われば分解して研ぎ直し樹液を洗い組み立て直す。油もさすけどほんの少し。こういう長年手入れをしながら使い続けられる道具というのはやはり手放せません。

CASE Copper Lock ss
これは始めEDCブレードとして仕事から日常までとにかく良く使われてきました。そして今はゆったりと家ナイフしてます。置き場所はキッチンの木製ラック。仕事はコーヒー豆のパックの開封やペットボトルのラベル切りなど。今は持ち出されることはなく、every day home knife の座にあります。
そしてまた、実用に徹した道具の登場です。

これは、また次回。
ponioでした。
Posted by ponio at 18:40│Comments(0)
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