ponioの魂

こんにちは、ponioです。
《キャンプ道具は日常的に使えるものを》というのが
私のモットーです。もちろん、今の生活環境からはテントやタープ、焚き火台などは使えるわけがありませんが、キャンプ用の椅子やラック、液体燃料系のストーブ、クッカー、カトラリー、食器類、キレモノ、などは素知らぬ顔して我が家の日常に紛れ込んでおります。

逆を言えば、それら日常的に使ってる道具こそキャンプでも手に馴染んだ違和感なく使える道具といえるのです。
今回はそんな日常的に使われているキャンプ道具、人呼んで《毎日道具》に昇格された栄誉ある皆さんをご紹介。お立ち寄りついでに障子に穴開けて覗き見していってちょーだい。


まず最初の方は、、みなさん知ってはるようでチト違うステンレス製クッカーです。正式な品名はキャプテンスタッグ・角型ラーメンクッカー1.3L です。これは、ここ数ヶ月の試用期間を見事にクリアして昇格した毎朝の《湯沸かし専用》鍋です。ケトルなどもいろいろ使ってきましたが、容量、耐久性、手入れの簡単さ、使い勝手など様々な条件をクリアした優等生です。

オリジナルではこのような木製の大きくしっかりとした蓋のつまみが付いておりましたが、持ち運ぶ時に凸感が邪魔になり、蓋をひっくり返せば内部の収納スペースを食ってしまう、、そこで色々とツマミを取り替え現在は最初の写真の陶器製のツマミを取り付けてあります。加えて、購入して直ぐにハンドルを曲げ直してプーラプラ感をなくし、収納時には “ 気をつけ！”的シャキッとした収まりかたをする様にしています。


MSR の Alpine™ Stowaway Pots 1.1L です。こちらも毎朝の欠かせない《湯沸かし専用》鍋。円形鍋なので湯を注ぐという点だけで見ると上の角型鍋には敵いません。が、浅型で底面積が広くガス台の炎を効率良く受け止めて早く沸きます。ステンレス製なので日々の使用にも耐えてくれアルミのような変色もありません。（焼き色は着きますが）お湯を注いだ後は余熱で残った水分を蒸発させられます。これはキャンプ用から見事に転進されたタイ製のお鍋さんです。バチバチバチ〜。


IWAKI パイレックス製コーヒーサーバーとユニフレームのコーヒーバネット（小）、そして洗濯バサミ。コーヒーサーバーはリサイクルショップで500円（新品）でした。これに乗せるドリッパーやペーパーフィルターもあるのですが、、うちは奥さんと二人なのでこれで十分。使い終わればサッとすすいでＳ字フックにぶら下がるだけ。洗濯バサミはズリ落ち防止のため。この春はパーコレーターにその座を奪われておりましたが、現在は見事にカムバックされております。


両親の法事で大阪に行った際に道具屋筋で買ってきたシュウ酸カップ。『いまさら何使いますねん？』言われそうですが、これが意外や意外、毎日毎日使われております。奥さんがサプリ飲むのに浄水器の水汲んだり、アタシは最近これで缶ビールをガブッと飲んでいます。先日やった娘のとこでのBBQでもこれを持参。いつも、中途半端に残してしまう缶ビールもこれでガブガブやりまして完飲。冷たい物は冷たく熱いものは更に熱く感じる素直なカップです。昇格おめでとう。


GSI の コーヒープレスサーバーです。下の容器に挽き豆を適量入れてお湯を注ぎ良くかき混ぜフィルター付きのプレスをセット、時間をみてゆっくりプレスすると旨いような気のするコーヒーが出来上がります。注ぎが下手くそでドボドボ感が残念なところですが、これでコーヒーではなくお茶を淹れると意外なほどに美しい色と香り。お茶っぱのカスも少量の水を注いでやればサラリと流れてくれて、手入れが楽チン。毎日道具は手入れの簡単さも大事なポイントです。ドボドボ。


ご存知、ｓｗａｔｃｈ の ＩＲＯＮＹ です。個人売買サイトにて電池切れ破格で手に入れました。新品でした。早速電池交換して使い出してもうすぐ２ヶ月になります。この手軽さイージーで、気兼ねなく軽く嵩張らずぜんぜん問題なく使えています。嗚呼、、電池式なんて！なとと手巻きと自動巻き（オートマチック）ばかりを使い続けてきた20代後半からのコダワリは何処へやら、、。
気がつけば今や現役の機械式は１つだけとなりにけり。


さて、今回は厳しい試用期間を経て見事《毎日道具》に昇格されました皆様をチラリとご紹介いたしました。
毎日使う道具は、先ずは使い易いこと、意識しつつも無意識で扱えるイージーさ、手入れのやりやすさ、耐久性、そして、それが好きなこと、、愛着です。工夫しながら使うなら他の物でも良いのです。その工夫も要らず毎日お約束の作業にお約束通りの仕事をしてくれる、それこそ《毎日道具》の真髄なのです。とはいえ、この世界そう甘くはありません、アタシの気まぐれでその栄光の座も常に栄枯盛衰、、、すべてアタシが悪いのです。
ごめんよ、道具たち。

ponioでした。