2024年03月27日
波音かき消す燃焼音

MSR のドラゴンフライです。今から24年ほど前にアタシが初めて買った分離式のガソリンストーブです。 たしか、、雑誌の新製品情報で見かけて店頭にて実際に見て触って買った物です。


ここ2、3日続いた悪天も回復して今日は晴れの一日。あちらこちらでヤマザクラや八重が満開です。この数日の雨の影響で仕事の日程が変更となり、そんなこんなで今日の午前はお休みとなりました。英軍のガスマスクバッグに使い慣れたガソリンストーブとポンプ、フューエルボトルなどを詰め込んで海に向かいます。風は北東4〜5メートル。プレヒートの時から小さなウインドスクリーンを立ててやります。手順はいつも同じ、ボトルにポンプをねじ込んでポンピング。ストーブと接続したらポンプ側のバルブを全開、それからストーブ側のコントロールバルブをチョコっとひねりチュルチュルとホワイトガソリンを染み出させたらライターで点火。あとは放っておく。しばらくはオレンジ色の炎が大きくなったり小さくなったりを繰り返します。

個体差もあると思いますがアタシのドラゴンフライはプレヒートの終わりに本燃焼の音が短く混じります。それが合図。その音が聞こえたらコントロールバルブを少し開いて本燃焼を開始します。

問題はそこからです。ケトルに水を入れてストーブに乗せお湯が沸くのを待つわけですが、、コントロールバルブを全開にすると凄まじい燃焼音が轟きます。有名なドラゴンフライの咆哮です。

ウインドスクリーンによる反響もあってアタシにはかなり刺激的な音に聞こえます。今日は風もあって波音も大きいのですが、その絶え間ない波音よりもはるかに大きな燃焼音をあげるドラゴンフライ。あまりに元気すぎる咆哮にアタシはいつもの如くバルブを絞って徐行運転。風の影響もありましたがたった400mlほどのお湯を沸かすのに10分以上は運転しておりました。あまりに沸騰しないので最後はバルブを全開にしましたら辺りを気にするほどの轟音とともに瞬時に沸騰しました。この激しすぎる燃焼音を抑える専用パーツ(サイレントキャップなど)も販売されていますが価格が見合わないのでいまだに買っていません。

これまでに最大火力までもっていったことは一度だけです。家族で野外ランチをした際にお湯がなかなか沸かず恐る恐るバルブ全開にしたところ、、なーんや!あっという間に沸騰。ただ、その時の燃焼音に近くにいた娘が逃げたほど。秘めた実力は流石の MSR です。

購入から20数年、最後のポンプ交換から10数年、こうして本当にたま〜に持ち出し点火してみても相変わらずの爆音豪火です。ただこの形、もっと小さくならんかったのかねぇ。畳んでもデカい!音もデカい!
春の海音など屁でもなかったドラゴンフライの咆哮でした。