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2018年01月04日

年越し野営 その2


年越し野営  その2

おめでとうございます、ponio でございます。
前回に引き続き《年越し野営 その2》です。

今回も持ち込んだ道具たちに焦点を当てる形で書かせてもらいました。寄り道ついでに覗いてみてちょーよ。

さて最初の方は、、

年越し野営  その2
《キレモノ》二本。キャンプといえは必ず持ち出される二本の《キレモノ》。
MORA 860M は木を削っても食材を切ってもその素晴らしい切れ味を感じられる万能ナイフ。そして赤いハンドルの君はビクトリノックスのアウトライダーNL(スライド式ロック)です。今回はどちらも調理のために使うためテーブルトップに置かれておりました。柔らかな肉や魚を切る時はMORA が抜群の切れ味を示します。一方で、ジャガイモやニンジンなどの生では硬い根菜類を切る時は MORA 860では刃厚の影響で切り込んだ途端にザクッと、パカっと食材が割れてしまいます。
この点、アウトライダーの滑らかな薄刃はスゥッと切り込みスパッとカットできます。両方ともステンレス鋼で水洗いして置いておくだけ、この手入れの簡単さも魅力です。
年越し野営  その2
キレモノついでに、、自宅で使われているビクトリノックスの波刃のペティナイフ。品名はトマトナイフとかソーセージナイフとか統一されていないようですが、フランスパンなどを切るのはこれが一番。あとはピーマンも。
年越し野営  その2
年越し野営  その2
年越し野営  その2
もひとつオマケにキレモノ紹介。
ハードユースを宿命づけられた一本。LIONさんこと LION STEEL M5 。ブレードの鋼材と造りがタフなので今回もノコとハチェットで切り割りした薪を更に細かく割るのに使われました。固く締まった節のある木質をビシビシと断ち割ってくれました。
年越し野営  その2
かなりガシガシ使いましたが帰宅してから刃こぼれチェックの為のペーパーカッティングをしてみましたが、、今回も全くの引っ掛かりなし。ムム〜ライオンさん強かねー!

年越し野営  その2
年越し野営  その2
年越し野営  その2
さて今回の無駄な道具その1。SOLO STOVE。
全然必要ありませんでした!無駄ー!
遊び遊び。心の癒しですわ。今回は七輪で熾した炭のかけらをいっばい入れてお湯を沸かしてそのまま沸騰させっ放しの無駄の極致な使われ方でした。Klean Kanteen との組み合わせも超無駄。でも楽し。

年越し野営  その2
年越し野営  その2
わが家の餅焼きといえばコレ。ホットサンド用のバウルーです。これに左右2個ずつ餅を挟み炭火にかけると、、この通り!はみ出てまっせ〜。
開けてみると計4個の丸餅が1個のデカ餅に。しかもパリパリモチモチの絶妙な仕上がり。やっぱコレやわ!

年越し野営  その2
キャンプの朝。ガチで冷え込んだ朝に素早くお湯を沸かす。次々と沸かしてボトルにストックするを繰り返す。SOTO SOD-310 と冬季用ガス500の安定した連続燃焼は流石の一言。今回もお世話になりました。

年越し野営  その2
湯沸かしついでに大晦日の夜に独り足湯也。
奥さんがテントに潜り込んだ後で独り熱燗などやりながら山の冷え込みに耐えておりましたが、、
流石の七輪も足先までは温められずストックしておいたお湯を再沸騰させて折りたたみバケツに入浴剤と共に入れて足漬け。よほど冷えていたのかさほど熱くない湯温でもビリビリ感じました。

年越し野営  その2
今回がデビューのヘッドランプ二種。
ひとつは昨年壊れて修理完了したブラックダイアモンドのストームに替わる同社のスポット、もうひとつは奥さん専用の PETZ L のティカ。勿論、二機種とも普通に役立ちましたよ。明るいうちにバッテリーの点検と直ぐに手に取れるところへ置いておくのも私の役目。

年越し野営  その2
今回コーヒーはこのスタイルで。
GSI のフレンチプレスタイプのドリッパーJavapress は
そのまま使っても美味しいコーヒーが飲めますが、後始末がなかなか面倒。なので、ユニのバネットでドリップして GSI のプレスはサーバーの代わりに使いました。これも無駄〜。

年越し野営  その2
年越し野営  その2
年越し野営  その2
焚き火クッカーの定番、OpenCountry 2qt カバードケトル。吊り下げオンリーに使われます。バーナーやストーブトップでは外装として施された次世代テフロン加工によりスリップします。よって吊り下げオンリー。なんだか不便みたいですが、焚き火に焼かれ真っ黒クロスケに煤けて帰ってきても台所でマジックリン吹きかければ綺麗さっぱり元通り。アルミやステンレスの地肌だとこうはいきまへん。今回は調理には使われずひたすらお湯を沸かし続けました。

年越し野営  その2
今回、七輪と並んで調理用、そして暖をとる為、更には夜の明かりとして火を燃やし続けたのがお馴染みの焚き火台。キャプテンスタッグのヘキサゴン・ファイアーグリルMですが、今回は中に同社のイージーファイアーベースを置いて下方からの空気の流入を制限して、ガンガン焚きにならないように火勢を抑えました。焚き火台の底にももう一台のファイアーベースが敷かれて灰受けとして役立っています。中にベースを組み込んだことで下に落ちて吸気口を塞ぐ灰の問題も解決されました。

年越し野営  その2
撤収の最終段階。焚き火の始末。持ってきた松ぼっくりを奥さんに頼んで全て燃やし尽くしてもらいました。かわりに残った薪を半分に切ってそれを更に半分に割って松ぼっくりを入れてきた袋に詰めて帰りました。二台のイージーファイアーベースのうち一昨年買ったキャプテンスタッグ製はかなりガタがきておりますが、20年以上使い続けているもう一台はステンレス板の厚みもあって未だにへたっておりません。

年越し野営  その2
薪やその他の燃料、雨に濡らしたくない道具などを置いておく為に設営する Quechua のイージーシェルター Alpenaz 0。撤収日の朝からは奥さん専用の風除け温々シェルターとして鎮座しておりました。焚き火台の熱も取り込み『早くしておけばよかった〜』と申しておりました。

年越し野営  その2
GransforsBruks の Wild life hatchet
今回最も使われた《キレモノ》です。あの固く締まった節だらけの薪を効率よく割ってくれました。今回最も過酷に働いてくれた道具かも。

年越し野営  その2
GSI ステンレスケトル
今回は久しぶりにストームクッカーに収納して持ち込まれました。焚き火や七輪などバーナー以外で焼かれる場合は溶けるパーツが使われていない、そして後でゴシゴシガシガシと磨き洗い出来るやつがよろし。今回も真っ黒に焼かれて帰ってきましたがきれいに磨かれ今朝も台所でお湯を沸かしてくれてます。

年越し野営  その2
年越し野営  その2
ホームセンターの園芸コーナーで買った細竹と拾った枝で作った焚き火用ハンガーフック。細竹は昨年から何度も使われ、その度にハチェットの台尻で地面に叩き込まれて割れたり潰れたりしてきましたがまだまだだ使えそうです。

年越し野営  その2
年越し野営  その2
Klean Kanteen 40oz
前回の秋キャンプで焚き火デビューさせた《無駄〜》な遊び道具。今回も焼かれてまっせ〜。真っ黒に煤けて帰ってきましたが、この通り磨かれ日常復帰しています。

年越し野営  その2
ボトルたちもきれいに洗われ日常復帰。

年越し野営  その2
さてさて、今回の年越し冬キャンプでの最大の関心事は
この Quechua 2second air 3 は真冬の寒さに耐えられるか? いやいや、、それを使う私たち夫婦がこのテントで冬の寒さを乗り越えられるか?でした。

年越し野営  その2
2016年の正月キャンプ。同じ吉野山キャンプ場の最上段のサイト。最も日当たりが良く日の出も早く日没も遅い明るいサイトでした。テントは旧・小川キャンパルの
Stacy-ST 。この年の正月キャンプでは気候が穏やかだったせいか特別寒さも感じず結露に悩まされた記憶もなし。
年越し野営  その2
そして昨年の正月。サイトは直火ピット付きの最下段のフリーサイト。ここは周囲から隔離された雰囲気抜群のサイトなのですが、小高い丘に囲まれた窪地で渓流沿いという環境から日の出は最も遅く(陽が差し込むのが)、日の入りも早い、つまり日照時間の短いサイトです。加えて渓流沿いの窪地ということから湿気が溜まりやすく、昨年の正月は朝方は濃霧に覆われサイト全体が夜露朝露と結露で雨上がりの様相となりました。テントは前年と同じ小川の S tacy-ST でしたが見事に結露地獄で持ち込んだ毛布や布団類もぐっしょり濡れました。その結露が朝方の冷え込みで氷結、テントの中は満点の星空ならぬ氷結キラキラな状態となりました。

そして今回の二泊三日の年越し野営は、、

その3につづく

ponioでした













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