2017年09月24日
GSI グレイシャーステンレスケトル
こんにちは、ponio です。
九月も終わりに近づいて朝晩めっきりと涼しくなってきました。昼間はまだ汗かく気温と日差しなのでバーナーやストーブ持ち出してコーヒーだカップラーメンだとはなりませんが、そろそろ温かい飲み物や食べ物が欲しくなる日もチラホラと出てまいりました。

以前【 ケトルはええね〜 】で私のケトル愛をシツコク書かせてもらいましたが今回は長年わが家の酷使に耐えてきた一つのケトルを改めてご紹介。

GLACIER STAINLESS TEA KETTLE - 1 QT.
GSI のグレイシャーステンレスケトルです。
18/8 ステンレス製で重さは290gとメーカーのデータにはありますが自宅のハカリでは260gでした。オールステンレス製で溶けるパーツやコーティングは無し。容量は 1Lとメーカーデータ、製品名には 1 QTとありリッター換算では0.9464Lとなりますが、、気にしません。

ちなみにウチのグレイシャーステンレスケトルは計量カッで900mlの水を注ぐと注ぎ口ギリギリです。この状態で火にかけると沸騰直前で吹きこぼれてしまいます。よほどのトロ火で我慢強く沸かすなら別ですが中火程度で沸かすなら上限850ml位が良いでしょうね。


リッド(蓋)もツマミもステンレス製。蓋はアルミでも良かったのかもしれないけれど、使い込んできた時に地金の色や輝きに差が出るのでここはやはりステンレス製が正解なのかもね。ツマミもステンレスだが熱伝導率うんぬん言う以前に沸騰時には熱くて触れると火傷マチガイナシ。

これは何の利点もない蓋の組み替え例。蓋はスノーピークのケトルno.1のもの。本来凸型の蓋であるGSI のケトルにわざわざ凹型の蓋を組み合わせたのは純正の凸型蓋がケトルno.1にピッタンコ。しかもケトル内の収納力が増すのです。残ったケトル no.1の凹型の蓋をGSI のケトルに乗っけるけれどこ のケトルには “ スッキリ感 ”以外なんの変化もない。ハンドルに通された赤いシリコンチューブは SOTO ST-310 の脚に使ったやつの残り。屋内で使うとハンドルが熱くて持たれないから。外では大丈夫よん。

ステンレス製ハンドルの前後の取り付け部にはお馴染みの切り欠きがある。これでハンドルを垂直に固定できる。この前後にある取り付け部の後ろのやつを内側に少し曲げてやると注ぐ時に蓋が外れて火傷するのを防ぐことができます。

うちのグレイシャーケトルは不覚にも空焚きしてしまい底面が熱変形してしまいました。おかげて底が膨らみクルクルくるくる回る回る!機能的には問題なしヨ。



実際にお湯を沸かしてみるとケトルらしい当たり前の結果が待っている。満水を800〜850mlにして(または使う分だけ)ストーブやバーナーの火力を中火くらいにしてやると沸騰時でも吹きこぼれることはない。前にも書きましたが、筒型、鍋型のクッカーだと沸騰すれば直ぐに火をとめるのが普通なのにケトルは何故かそのまま湯気をあげるに任せて放ったらかし。このあたりが北国生まれでストーブの上で湯気を上げ続ける大きなヤカンを見てきたからだろうね。


勿の論でケトルだから注ぎは完璧。当たり前やん!と思われる方もいると思いますがこれが意外とそうじゃない。注げばドボドボと溢れまくるケトルもあるのです。
GSI のケトルはステンレス製もアルミ製のも注ぎは完璧です。アウトドアでもコーヒーのドリップにはやはりケトルですね。



径の大きな開口部は小物を収納して出掛けるのにも適しています。trangiaバーナー、100mlボトルに入れた燃料、ファイアースチールやライター、チタンのカップやカップスープの素、スプーンなどを詰め込んでいく。内部コーティングが施されていないので傷が付こうと御構いなしよ。そしてこの開口部の大きさはレトルトパックの温めにも使えちゃう。注ぎ口を何かで塞いでもOK。

trangia のストームクッカー25/Lサイズにも収納可能。
ただし、ノンスティックのソースパンには入れない方が良い。ケトルの注ぎ口が当たってコーティングが剥がれるから。私はケトルの注ぎ口を少しだけ削っています。




trangia 4段活用。ストームクッカー25にはジャストフィット。上から2枚目の写真は trangia トライアングルとバーナーの組み合わせにストームクッカーの風防部を逆さに被せた変形スタイル。風を防ぎつつ下から吸気。3枚目の写真は社外品(BCB)のジェルストーブ に trangiaバーナーと X五徳を組み合わせ た物にケトルをON。4枚目は
Esbit 585ストーブを改造した物を軍用の trangiaバーナーに乗っけたもの。これらは全てアルコールバーナーが熱源。大きく広がる炎をケトルの広い底面が受け止めてくれます。

MAXPEDITION のダンプパウチに収納。ケトルってそれだけなら意外と収納性いいのだ。

こんなに美しく輝いていたケトルも、、

ストーブ:MSR ウイスパーライトINL

ストーブ:MSR ドラゴンフライ

ストーブ:Coleman 442
ガソリンストーブに焼かれ



焚き火台や七輪、SOLO STOVEにも焼かれて

自宅でも毎日湯を沸かす日々


時には独りで時には二人で

ステンレスの鍋肌は汚れ黒ずみくすんだけれど、シルエットは今も美しいね〜

自宅で毎朝のようにお湯を沸かしてくれるステンレス製ケトルは壊れる可能性が殆どない。シンプルで使いやすく飽きがこないのもイイね。最近は自宅使用が殆どでキャンプには持ち出すことが無くなったけど独り歩きやチャリンコでデイハイクに出掛けるならこのケトルを連れて行こうとなる私です。
ponio でした。
九月も終わりに近づいて朝晩めっきりと涼しくなってきました。昼間はまだ汗かく気温と日差しなのでバーナーやストーブ持ち出してコーヒーだカップラーメンだとはなりませんが、そろそろ温かい飲み物や食べ物が欲しくなる日もチラホラと出てまいりました。

以前【 ケトルはええね〜 】で私のケトル愛をシツコク書かせてもらいましたが今回は長年わが家の酷使に耐えてきた一つのケトルを改めてご紹介。

GLACIER STAINLESS TEA KETTLE - 1 QT.
GSI のグレイシャーステンレスケトルです。
18/8 ステンレス製で重さは290gとメーカーのデータにはありますが自宅のハカリでは260gでした。オールステンレス製で溶けるパーツやコーティングは無し。容量は 1Lとメーカーデータ、製品名には 1 QTとありリッター換算では0.9464Lとなりますが、、気にしません。

ちなみにウチのグレイシャーステンレスケトルは計量カッで900mlの水を注ぐと注ぎ口ギリギリです。この状態で火にかけると沸騰直前で吹きこぼれてしまいます。よほどのトロ火で我慢強く沸かすなら別ですが中火程度で沸かすなら上限850ml位が良いでしょうね。


リッド(蓋)もツマミもステンレス製。蓋はアルミでも良かったのかもしれないけれど、使い込んできた時に地金の色や輝きに差が出るのでここはやはりステンレス製が正解なのかもね。ツマミもステンレスだが熱伝導率うんぬん言う以前に沸騰時には熱くて触れると火傷マチガイナシ。

これは何の利点もない蓋の組み替え例。蓋はスノーピークのケトルno.1のもの。本来凸型の蓋であるGSI のケトルにわざわざ凹型の蓋を組み合わせたのは純正の凸型蓋がケトルno.1にピッタンコ。しかもケトル内の収納力が増すのです。残ったケトル no.1の凹型の蓋をGSI のケトルに乗っけるけれどこ のケトルには “ スッキリ感 ”以外なんの変化もない。ハンドルに通された赤いシリコンチューブは SOTO ST-310 の脚に使ったやつの残り。屋内で使うとハンドルが熱くて持たれないから。外では大丈夫よん。

ステンレス製ハンドルの前後の取り付け部にはお馴染みの切り欠きがある。これでハンドルを垂直に固定できる。この前後にある取り付け部の後ろのやつを内側に少し曲げてやると注ぐ時に蓋が外れて火傷するのを防ぐことができます。

うちのグレイシャーケトルは不覚にも空焚きしてしまい底面が熱変形してしまいました。おかげて底が膨らみクルクルくるくる回る回る!機能的には問題なしヨ。



実際にお湯を沸かしてみるとケトルらしい当たり前の結果が待っている。満水を800〜850mlにして(または使う分だけ)ストーブやバーナーの火力を中火くらいにしてやると沸騰時でも吹きこぼれることはない。前にも書きましたが、筒型、鍋型のクッカーだと沸騰すれば直ぐに火をとめるのが普通なのにケトルは何故かそのまま湯気をあげるに任せて放ったらかし。このあたりが北国生まれでストーブの上で湯気を上げ続ける大きなヤカンを見てきたからだろうね。


勿の論でケトルだから注ぎは完璧。当たり前やん!と思われる方もいると思いますがこれが意外とそうじゃない。注げばドボドボと溢れまくるケトルもあるのです。
GSI のケトルはステンレス製もアルミ製のも注ぎは完璧です。アウトドアでもコーヒーのドリップにはやはりケトルですね。



径の大きな開口部は小物を収納して出掛けるのにも適しています。trangiaバーナー、100mlボトルに入れた燃料、ファイアースチールやライター、チタンのカップやカップスープの素、スプーンなどを詰め込んでいく。内部コーティングが施されていないので傷が付こうと御構いなしよ。そしてこの開口部の大きさはレトルトパックの温めにも使えちゃう。注ぎ口を何かで塞いでもOK。

trangia のストームクッカー25/Lサイズにも収納可能。
ただし、ノンスティックのソースパンには入れない方が良い。ケトルの注ぎ口が当たってコーティングが剥がれるから。私はケトルの注ぎ口を少しだけ削っています。




trangia 4段活用。ストームクッカー25にはジャストフィット。上から2枚目の写真は trangia トライアングルとバーナーの組み合わせにストームクッカーの風防部を逆さに被せた変形スタイル。風を防ぎつつ下から吸気。3枚目の写真は社外品(BCB)のジェルストーブ に trangiaバーナーと X五徳を組み合わせ た物にケトルをON。4枚目は
Esbit 585ストーブを改造した物を軍用の trangiaバーナーに乗っけたもの。これらは全てアルコールバーナーが熱源。大きく広がる炎をケトルの広い底面が受け止めてくれます。

MAXPEDITION のダンプパウチに収納。ケトルってそれだけなら意外と収納性いいのだ。

こんなに美しく輝いていたケトルも、、

ストーブ:MSR ウイスパーライトINL

ストーブ:MSR ドラゴンフライ

ストーブ:Coleman 442
ガソリンストーブに焼かれ



焚き火台や七輪、SOLO STOVEにも焼かれて

自宅でも毎日湯を沸かす日々


時には独りで時には二人で

ステンレスの鍋肌は汚れ黒ずみくすんだけれど、シルエットは今も美しいね〜

自宅で毎朝のようにお湯を沸かしてくれるステンレス製ケトルは壊れる可能性が殆どない。シンプルで使いやすく飽きがこないのもイイね。最近は自宅使用が殆どでキャンプには持ち出すことが無くなったけど独り歩きやチャリンコでデイハイクに出掛けるならこのケトルを連れて行こうとなる私です。
ponio でした。



2021年春。GSI グレイシャーステンレスケトルはいまだバリバリの現役です。毎朝の湯沸かしに、キャンプではウッドストーブや七輪に焼かれ真っ黒になっては磨き直され復活する。何年も使い続けてきたけれどやっぱり使い易い。日用品的ケトルと呼ぶに相応しい使われっぷりです。