2017年01月05日
2017年正月三が日キャンプ 前編

こんにちは・おめでとうponioでございます。
思えば我が家のキャンプも昨年は正月に佐賀県三瀬村の吉野山キャンプ場での一泊のみ。春も初夏も初秋も晩秋も悪天候や私用で行けず終いでありました。なので今年の正月も全く期待せず準備もかなりギリギリまでせずにあえて余裕ぶっこいておりました。
荷積みは大晦日には済ませておりました。初詣は近くの観音様に、零時を回ってから行きました。そして正月。午前10時のいざ!出発〜。


やって来ましたのは昨年正月もお世話になりました三瀬村の吉野山キャンプ場〜〜。事前の予約では3組ほどがキャンプインだそうで、、、着いてみると他の方々はみ〜んなロッジ〜。テント泊はウチらだけか!ウキー!(そういえは昨年もそうやった)
奥さんの希望で直火可能な唯一のサイトである最下段の《せせらぎ4号》へ。ここを管理する7人の地元管理人のお一方に聞いた話では《せせらぎ4号》の直火ピットはかなり前に利用者が作っていったものとか。むむ〜、それを咎めるどころか笑って話すおばさんと管理人さんたちの大きな心に感謝感激雨あられ。


というわけで、今年もテント泊はウチだけとなりましてロッジスペースを除く全サイトが貸切状態。ウチが陣取った《せせらぎ4号》サイトは最下段の渓流に面した芝の広い円形のサイトです。中央にファイアーピットがあって繁忙期は複数の組で利用となる相席サイトです。


今回はウチだけの利用なので広々としたサイトいっぱいに展開したいところですが、それをやると動線が長くなって何をするにも不必要に動かなければならないので適度な展開。テント、タープの他に今回は薪や燃料、クーラーボックス、日暮れ以降に使うランタンなどの道具類を置く倉庫としてケシュアの ARPENAZ 0 を設置。これ意外と役立ちました。




今回の熱源、、当然のように直火ピットがメイン。調理に使えて、大きく燃やせば夜の明かりに、熾を蓄えて暖をとる、とまさしく《ありがたい存在》でありキャンプの中心でした。8年物の七輪はボロボロだけど相変わらずいい仕事をしてくれます。カンカンに熾た炭を入れれば右に出るものなし!WILD STOVE は直火ピットが十分に機能するまでの間に湯沸かしだけを繰り返しやってくれました。お湯を沸かしサーモスや魔法瓶にストックしておくのは冬キャンプの必須作業です。今回唯一液体燃料を使用する熱源として活躍したのは SOTO SOD-310。夜明け前の零度以下の環境でもいつもと変わりなく湯を沸かしてくれました。感謝。

初日は着いてからテントやタープ、その他いろいろ使い良い様に設営に集中。昼を過ぎると日暮れまでは5時間あまり、この最下段のサイトは他のサイトより早く日没を迎えるからあまりノンビリやってるとダメ。だから暗くなっても使い良い様にサイト作りに集中する。その間にウチの奥様いとも簡単に火を起こして自分がネコ車一杯買ってきたぶっとい薪を焚べている。昼の明るいうちからガンガン焚きは無駄なんだけど七輪とB-6君に使う炭を熾す目的なので好きにやらせます。熾た炭で簡単な焼き物をして食う。午後は明るい内から晩飯の支度をする。



年末に届いたばかりの OPEN COUNTRY の2qtカバードケトルを持って来ました。ベールハンドルを起こしてたっぷりと熾した炭の上に吊り下げる。鶏団子とたっぷり野菜を柚子胡椒で。〆は雑炊ではなくうどん。内も外もノンスティック加工なので灰を被っても直火に焼かれても新品の状態を保っていました。



WILD STOVE は湯沸かしオンリーに使う。持参した5センチ程の太めの小薪をたっぷり詰め込んで点火すれば放っておいても湯が沸く。GransforsBruks のハチェットは薪割りからペグ打ちまで今回はかなり使いました。ソーラーチャージャーは奥さんがスマホの充電に。




とっぷりと夜。最下段のサイトは日暮れが早い。渓流沿いの谷間にあるので冷え込みも急に忍び寄る。明かりはピットの炎とジェントスのLEDランタン、プリムスのIP-2245、フュアハンドランタン、そしてヘッドランプとマグライト。テントの中はブラックダイアモンドのオービット。
日が暮れて急速に冷え込みと露が降りて来た。夜間、何度かトイレに起きたけどテントの中はキラキラ光る夜空の星よー♫ 降りた露と結露が凍って光ってる。
結露と氷の夜。フュアハンドランタンとオービットは点けっ放しに、、、朝には消えてたけど。
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