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2023年03月03日

弥生の雑記 2023

弥生の雑記 2023

少しずつ暖かな日が増えてきました、、

弥生の雑記 2023
ポカポカと春らしい陽気と凍える様な北風が入り混じった平日。例によって仕事の合間に昼を外で過ごさなければならず湯沸かしで出来る簡単なメシを作れる居場所を探して回る。しかしポカポカ陽気に人の出もそれなりに多くなりいつものランチスポットはどこもかしこも人、人、人、。

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となれば、人の寄りつかない場所となり北風吹き荒ぶ海岸線へと自転車走らす。流石に陽気を吹き飛ばす様な北風優勢の海岸には人の出は殆どなくここに住み着いた猫たちも目を細め身を丸めて耐えている。風に体温を奪われない様にアウターのジッパーを上げてストーブの準備をする。本日は FIRE BOX の Freestyle を3枚のパネル(トライアングル)で、組み合わせるのは TOAKS のサイフォンストーブ。収納ケースを兼ねたファイアーパンティンを風防の代わりに立てても炎が煽られる音がする。沸騰までいつもの倍はかかりました。プルプル、ガタガタ。

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湯沸かし用のクッカーは今はもう殆ど使うことのない カスケードカップ。このハンドル折りたたみ式の深型シエラカップは20代の頃に買ったものだ。蓋は TOAKS 。これね、注ぎがシドい!のだ。注ぐより溢れる方が多い。普段はキッチンで卵を溶くのに使われるくらい。これが最後の出動か、、。

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昨年から『キレモノ選考委員会』に回されていた FINCH の RUNTLY 。この小さなワークナイフはアタシの日常での用途に100%ピッタンコのデザインと機能。ハンドルカラーは最初イエローと考えたけれど、、どこかオルファのカッターみたいで保留。ブルーハンドルはこの数年の米国におけるチャイナウェーブを代表するカラーでそろそろ見飽きてきたので保留。ブラックは個人的にあまり使わないので残るは上品な感じのグレーとなるがこれがまた長期欠品!入荷のお知らせには登録してあるがいつのことやら。

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仕事で少し遠出をしたついでに自転車で行ける唯一のキャンプ場を偵察してきた。平日、さすがに人っこ一人いない。暖かな日が差し込み穏やか過ぎるサイトに野鳥の囀りだけが聞こえていました。

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帰りに少し遅い昼メシ。昨日は北風吹き荒ぶ海岸線だったが、今日はポカポカ陽が降り注ぐ森林公園でひとり湯を沸かしカップ麺など食う。『どん兵衛鴨だし蕎麦』は塩分たっぷり。キャンプ場偵察で長い長い登り坂を自転車で登ってきたのでこれくらいの塩分がちょうど良い。麺が出来上がる間にドリップパックのコーヒーをサーモスの保冷保温タンブラーに作っておく。鴨だし蕎麦はクッカーとセットのBPAフリーボウルにはめ込んで保温する。

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そばを食い終わったら淹れておいたコーヒーをすすり動画サイトのメジロの鳴き声を再生して辺りのメジロたちを呼び寄せる。

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TOAKS のサイフォンストーブの下には Trangia バーナーの蓋を置いて嵩上げしてある。

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食い終わった蕎麦のカップは四等分に切り分けて持ち帰る。

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クピルカのナイフにヤスリとスイスアーミーナイフでセレイションを入れる。これでパリパリに焼いたソーセージも切れるようになります。

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とある高齢者宅でのこと、洗濯パンの排水がうまくいかないとの事で洗濯機をズラして見てみると見事にゴミが詰まっておりました。そこで使い古しの割箸を一本ちょうだいしてスイスアーミーナイフのペンブレードで『絡み取り棒』を作り排水口を掃除、問題は解決。こんな時にラージブレードを使わないのも刃物に対する恐怖心(相手の)を少しでも和らげようとの気遣いからです。多くの高齢者はこの様なキレモノを見ても驚いたりはしません。「まあ、いい道具持ってるね〜」と言われることの方が多く、その点では今の若い層よりずっと理解があり(人生経験によるもの)『刃物→危険』という直流的な考えにはなりません。ただ、そこはキレモノ。仕事で使う時もサッと取り出しパッと使いササっと直す、相手にそれを意識させないことを心がけます。

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本日届いた BEAVER CRAFT の小さなキレモノはウクライナで製造されたウッドカービングナイフです。刃渡4cm 、刃厚2mmに対してハンドル長が120mm。シース(鞘)は付いておらず持ち出すには適当なケースが必要です。よく切れます。そしてお安い!別名『ナメクジ』
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よぉ〜切れますわん

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よく晴れ渡った日曜日に【 ゴロゴロ 】に荷物をくくりつけて出掛ける。敷物に、大きめのバッグ、一番下に NTボックスをひとつ。それに青く塗ったテーブル天板を二枚とシートチェアを二つ。他にクーラーバッグ。目的地に向かう途中のスーパーで地産の野菜や食材を買い出して行く。

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目的地は先月に引き続きダム湖畔の公園。梅がきれいに咲きそろっているけど訪れる人は少ない。オールウェザーブランケットとレジャーシートを敷いてテーブル天板をL字に置く。ストーブやバーナーを置くには硬く平らなスペースが必要だからだ。

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本日は Trangia のストームクッカーを二台立て。サイズ25にはガスバーナーをセットして沸々煮込み料理、サイズ27の方はアルコールバーナーをセットして湯沸かしとキャストアイアンの小さなグリル料理。

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LODGE のキャストアイアンの小さなグリル(サーバー)をストームクッカー27に乗せる。アルコールバーナーはシマーリングを使って終始弱火。1/3ほどの燃料で簡単なグリル料理と湯沸かしを2回。終始弱火なのはグリルも湯沸かしもゆっくりやりたいから。強火でするとすぐに焦げついたり沸騰したりとやることが増える。

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湯沸かしはアルコールバーナーと600ml のケトルで。少ない燃料を弱火で長くゆっくり運転する。

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煮込み料理とグリルを腹に収めたらコーヒーを一杯。春の陽射しは強すぎず弱すぎず。動画サイトの鳴き声集でメジロを呼び寄せのんびり過ごす。奥さんはシートチェアをひっくり返して屋根代わりにお昼寝を決め込む。

帰り際に奥さんがまた言う、、
「しばらくはデイキャンプでいいね」と。
「たしかに!」とアタシ。

やっぱ楽なのがいい。焚き火はできなくてもその分荷物も減って時間もたっぷり使える。うーむ、なんだか又キャンプよりこんなデイハイクが良くなってきたアルよ。

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アタシは『ポチる』という言い方は大の嫌いです。いつもは必要に迫られた時か熟考に熟考を重ねた上で更に練り直してザルで濾して(もうええわ)その上澄みだけを買うことを常としてきました。(なにが言いたいや!)年に一度の『キレモノ選考委員会』もその為の大切な過程なのです。さて、あたし『ポチる』と言う言葉は大の嫌いですが(わかったわ!)先日、やぅちまいました。『ぽち』
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RAMON CHAVEZ ( デザイン)の9番目のナイフ。
RCK(ラモンチャベス・ナイフ)9、2023年のショットショーに出品されたフォールダーです。惚れましたー、、。EIKONIC いうメーカーさんが製造してはります。ホンマはここから直で買いたかったのですが、、現在のところは日本への発送がでけしませんのや〜と連絡がきまして(関西弁か!)、しゃーないので米国内のディーラーにオーダーした次第です(それをポチると言います!)。

「おいおい、先にあげた FINCH のナイフはどうなるん?」とアタシの中の別人が問う。

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FINCH のナイフは欲しい、ただ希望するハンドルカラーがメーカーさんも在庫切れ。どこのディーラーも在庫ナッシング。価格は EIKONIC のそれより $40 は高い。ここで別のハンドルカラーを選ぶと後で後悔する、たぶんね。だから今はじっと我慢の子!(古い言い回し)まってろよ、FINCH !

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実をいうと、、この方にもモーションかけてました。
FINCH の Runtly と共通するのはブレードの形状ダス。また『選考委員会』にかけるからね、、

アタシはキレモノコレクターではありません。若い頃から仕事や日常でハサミの代わりに使ってきた道具、時計や今のスマホみたいなものです。アタシの中で毎年何度か開催される『キレモノ選考委員会』はいわば精神安定剤みたいなもの。購入に至るのはホンマに稀です。今回の EIKONIC のキレモノ購入はアタシにとってなかなか無い早技でした。その理由はまた今度。物もしばらくは届きそうにありませんしね。

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海岸線の松林で拾いました。近くには伐採間もない松の切り株が二つ。辺りには木屑や細かな枝が散っておりました。何かありそうな気配がしました。自転車を停めて切り株の周囲を歩いてみると、、有りました。松の樹脂がぎっしりと詰まっていそうな木片。持ってみるのが一番です。ずっしりと重い。鼻を近づけると松脂の強い匂い。少し削ってみるとカツオ節の様な光沢。スイスツールのノコで端を切ってみると見事な樹脂の塊でした。削り屑はまるで蝋の様です。
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切り落とした末端部をシルキーの細目で薄切りにして削り屑と一緒にライターで着火。直ぐに伸びあがる様な炎と黒い煤が立ち上がりました。小指の爪の先ほどもない大きさのものでしたが数分間燃え続けました。

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父親の命日に仏様のご飯を炊く。Firebox Scout と Trangia のガスバーナー、メスティンの組み合わせで14分の炊飯。仏様用なのでおコゲは無し。

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仕事の帰りにいつもの海岸線を歩く。先日、松脂がぎっしりと詰まった木片を拾って帰った場所を通りかかり今一度そのあたりを探してみると、、ありました。
妙な形に捻れた枯れ枝。拾い上げてみるとズシリと重い。ノコで切られた跡があるが古く干からびた樹皮を削ってみるとホラホラ出てきました。この松脂が染み込んで固まった部分はキレモノのエッジをスリップさせるほど硬く松脂の強い匂いがしました。

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拾ってきた木片を silky の細目で薄くスライスしてライターで火を着けてみる。2秒ほどで火がつきみるみる大きくなる。グツグツと滲み出た松脂が煮える様に燃えてこれもまたかなり長い時間燃えておりました。
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硬度の高いキレモノでカリカリと表面を掻き削ると蝋に似た削り屑が出ます。

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晴天の浜辺。細松の木陰で流木に腰掛け昼メシタイム。本日はお椀で食べるリフィルうどんとリフィルのチキンラーメン。器はスウェーデン軍用のカップ。ひとつにリフィル麺とお湯を入れもう一つで蓋をする。

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今日は久しぶりに自宅でコーヒー豆を挽いてきた。ドリップ用のビヨンビヨン(バネット)はこのカップの縁には掛かりません。そこでウインドバーナーのキャニスタースタンドを広げて裏表逆にしてカップに設置。ビヨンビヨンを乗せてドリップしました。

弥生の雑記 2023
三月最後の日曜日は朝から夕方まで降ったり止んだり。奥さんと二人、長崎の西海市まで車を走らせ帰りに昼メシ食えそうな駐車スペースを探すも雨、雨、雨、と人、人、人、で結局車内でおむすびパクついて帰ってきました。帰り道、数年ぶりに大川内山へと立ち寄り満開の桜を愛でてきました。持って行ったいつもの野外ランチセットは一度も使うことなく持ち帰り。まあ、そんなこともあるでやんす。

実は昨日、この大川内山(大河内山)で知る人ぞ知る裏道を散策した折に大きな財布を拾いまして、、それを直ぐに近くの工芸会館の事務室に届けました。すると今日になって佐賀県警の拾得物係から財布が無事に持ち主に返還された旨の電話がありました。良かった良かった。



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この記事へのコメント
流石!です!
結局、Spyderco DELICA 4 Wharncliffe のCPM S-30V にしました。現地価格が下がったタイミングでオーダーしました。FINCH のRUNTLY より$50ほど安くあがりました。届きましたらまた書いてみます。ありがとうございました!
Posted by ponioponio at 2023年03月23日 14:41
ご返信ありがとうございます。ご存知でしたか、さすがです。
そうですねえ、フリッパー系の多分中国製?の同クラスのナイフと比べると高い気がしますね。ライナーロックてはないですが、手堅くスパイダルコのデリカのwarncliffeとかの方が安いし安心感もあるような。。 どうぞ良いお買い物ができますように!
Posted by ナイフ好き仲間 at 2023年03月19日 16:50
アメリカでしたね (^^;
あちこち検索してみたので勘違いしてました。ここも候補なのですが。機会がありましたらオーダーしてみます。ありがとうございます。
Posted by ponioponio at 2023年03月16日 06:12
ありがとうございます♪実は数日前にチェックしていました、、ここ。たしかカナダでしたか。FINCH のナイフは同クラスのナイフと比べると価格が高いですよね。生産数もさほど多くはない様です。あちこち探してみましたがグレーのハンドルを持っていたのはここくらいでした。ただ、送料込みだと¥20.000近いんですよね。米国本土でも$130〜140位なので日本のディーラーが取り扱いを始めてもやはりそれくらいの価格にはなるでしょうね。この FINCH の Runtly と比較するのが CIVIVI のエレメンタムです。ハンドル、ライナーロック、ステンレスライナー、などブレードの鋼材やデザインを除けばポケットクリップがチタン製というくらいで似た様な感じなのです、エレメンタムは$50〜60ほどなので Runtly は倍以上と言うことになります。私が日用品として使う道具としてはちょっとばかりお高いモデルです。(取り寄せた場合)
Posted by ponioponio at 2023年03月15日 23:05
こんにちは 時々記事を拝見させて頂いているものです。
私も過去に購入したことのあるショップですが、こちらでまだ在庫有りそうでしたので、ご参考までに。
https://www.traditionalpocketknives.com/collections/finch-knife-company/products/finch-runtly-g-10-smokey-gray
Posted by ナイフ好き仲間 at 2023年03月03日 14:00
 
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