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2022年11月30日

晩秋キャンプは風と共に

晩秋キャンプは風と共に
急な用事も入らず予定通りに晩秋キャンプへ。

晩秋キャンプは風と共に
晩秋キャンプは風と共に
今回も前回と同様にキャンプ地には直行せず途中のんびりと寄り道しながら朝昼兼用のメシを食い終わりゆく秋を見届けてきました。

晩秋キャンプは風と共に
目的地はいつも利用させて頂く『菊地高原ファミリーキャンプ場』さん。緑あふれる季節の『木陰マジック』も良いのですが、ボットン便所が茶室にさえ見える晩秋もまた良し。散り残りの紅葉が美しいヨカ天気でした。

晩秋キャンプは風と共に
今回は当初予想された寒さや冷え込みは全く全然完璧に外れて翌日なんて夏日!ナンジャコリャー!と汗をかきながらの撤収でした。しかし、到着後は淡々と粛々と予定通りに二枚のタープを2本のポールで連結し日除け風除けを作りました。

晩秋キャンプは風と共に
この時期、樹々は落葉して名物の『木陰マジック』は既にありません。日除けにタープは必須です。そしてここは『風』!

ここの風は並の風ではありません。風向きが刻々と変化する『ランダム風』、そして遠くから押し寄せてくるのが目に見えてわかる『ドミノ風』。今回は直前の予報では1〜2メートルの弱い東風、翌日は昼前に南風に変わり4メートルとやや強い風となっておりましたが、、、夜遅くにやって参りました、、、ランダムでドミノな強風が。

晩秋キャンプは風と共に
晩秋や初冬のキャンプでは明るいうちにやることをやっておきます。ランタンに燃料、夜間使うライトには新しい乾電池を。お湯を沸かして保温ボトルにキープ。ヘッドランプは分かりやすい所にぶら下げておきます。

晩秋キャンプは風と共に
午後5時を回ると一気に暗くなってきます。ただこの日は冷え込みは大したことなく放射冷却の前兆すらありません。

晩秋キャンプは風と共に
さあ!明るいうちにメシの支度だ!とばかりに七輪火力全開でキムチ鍋をグツグツやり出します。鍋は先日届いたばかりのスケーター中華鍋。

晩秋キャンプは風と共に
晩秋キャンプは風と共に
大方の具材が入ったところで七輪からテーブルトップのストームクッカーにバトンタッチ。ストームクッカーはガスバーナーモード。微細な火力調整で鍋を沸々と保ってくれます。最後は雑炊でシメ。

晩秋キャンプは風と共に
飯を済ませたらさっと洗い物して『湯たんぽ』の湯沸かしにかかります。うちの『湯たんぽ』は 2.5L なので 1L超のケトルと 1.8L のクッカーで沸かして合わせます。『湯たんぽ』二つで計5Lの湯沸かしです。ケトルは G2 /5" Firebox Stove を最大火力で。

晩秋キャンプは風と共に
晩秋キャンプは風と共に
1.8L(実質1.5L)の GSI デュアリストは SOTO SOD-331 の最大火力で。

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SOD-331 で立て続けに 3L(1.5L×2)のお湯を沸かした後。流石に OD 缶の底は結露っておりました。

晩秋キャンプは風と共に
今回、寒さ対策のために導入した焚き火台用の大型風防。確かに温かったです。奥さんも納得。これ今から5年前の正月キャンプで試してました。ただし、その時使ったのは折りたたみ式の銀マット!燃えるやん!?はははー、そこはちゃんと離して使いました。軽いのでわずかな風でも倒れてしまうため細竹で骨組みをして地面に固定しました。結果は、、無いよりマシって感じでした。今回の風防はかなり効果ありでしたよ。

晩秋キャンプは風と共に
晩秋キャンプは風と共に
晩秋キャンプは風と共に
さて、今回風と寒さ対策で連結した二枚のタープ。どちらも同じタープですが色違いなので『ほったて感』が漂います(^^)。テント側は風を受け流す様に羽を広げるスタイル、反対側は低く踏ん張るスタイルにしました。

晩秋キャンプは風と共に
2本のポールをセンター左右に、これに二枚のタープのそれぞれ同じループに通してテント側は立木にガイラインを伸ばし、反対側のタープは地面に直ペグダウンしました。テントと反対側のタープの内側には Quechua のハーフシェルターをはめ込みました。二枚のタープの合わせ目は先端部が内側に垂れ下がっています。その二枚の先端部を捻ってまとめてランタン用のペンダントにしました。

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実はこの日の夜遅くからキャンプ場は名物の『ランダムでドミノな強風』に見舞われました。予報はやはり外れたのです。深夜にはタープが激しく波打ちテントをバタバタと叩き出しました。奥さんから『寝入り3秒』と言われる流石のアタシも全く寝つけませんで、零時過ぎに意を決して外へ。暴れまくるタープの羽を地面に直ペグしてガイラインを追加したり張り直したり奥さんも手伝ってくれ何とか倒壊だけは免れました。この夜の風ははじめ東から、その後西、北東、そして南東と刻々と変わり遠くの樹々からザザザザー!とドミノ倒しの様に迫る強風に恐怖感さえ覚えました。

晩秋キャンプは風と共に
大風の夜が明けつつあります。風はパタっと止んでおり昨夜の唸るような強い風が嘘のよう。

晩秋キャンプは風と共に
晩秋キャンプは風と共に
ボイルした卵とブロッコリー、金串に刺したソーセージを焼き、溶かしバターに浸した全粒粉のパンを軽く焼いて、昨夜の残りご飯をリゾットに。朝飯を済ませるとボチボチとバタバタと帰り支度が始まります。

晩秋キャンプは風と共に
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晩秋キャンプは風と共に
うちを含めてたった二組しか居ないキャンプ場の朝。散り残りの紅葉も絨毯のような落葉も朝陽を受けて伸びる樹々の影もまた美しい。

晩秋キャンプは風と共に
晩秋キャンプは風と共に
奥さんの主導の怒涛の撤収が始まりタープもテントも畳まれ強い陽射しを遮るのは車のハッチしかなくなりました。最後に中華鍋で肉まんピザまんを蒸しあげて昼飯としました。実はこの日は季節外れの夏日!地元福岡は25℃を超えていたとか、、まったくどないなっとんねん!この撤収のあと帰路につきましたが帰り道も強い陽射しに焼かれ車内はクーラーON!流石にぐったり疲れました。

晩秋キャンプは風と共に
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晩秋キャンプは風と共に
帰り着くといつもはキャンプ当日よりもハイテンションで後片付けと道具の手入れを済ますアタシもこの日ばかりは疲れ果てたと言いますか、寝不足と暑さでグッタリ。道具は翌日ゆっくりと手入れを済ませました。





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