2025年02月01日
2025・2月の雑記 時々追記

今年も早二月。来週は今季一番の寒気襲来とか。
このところ休み無く日曜まで仕事が入って少々お疲れ気味なアタシです。


2台の FIRE BOX FREE STYLE ストーブを矯正する。購入以来キャンプやデイハイクで毎回のように持ち出され4〜3、4〜6、6〜8 とパネルの枚数を足したり引いたりしながら使ってきました。気がつくと2台のストーブのパネルが入れ替わっていたり、熱変形による歪みが出ていたり、ここらで少し手直ししてやろうかと全てのパネルを外してじっくりと観察。パネルの焼け具合などから各ストーブを構成していた4枚のパネルを特定し組み直しました。

この2台の FREE STYLE ストーブは購入時期が異なっており使用時間にも差があります。それぞれのストーブを構成する 4枚のにチタン製パネルの焼け具合や変形の度合いも違っています。実際のところ使用には全く問題ないレベルですが収納の際にパネルが少しずつ浮いて反発するようになっていました。使用時間が異なる 2台のストーブのパネル(計8枚)が分解掃除や組み替えの際に入れ替わってしまったのが原因でした。パネルを特定して組み直すとほほ平らに畳めるようになります。残る熱変形による歪みは 2台のストーブそれぞれに手で曲げ直します。

ほぼ平らに畳めるようになりました。

パネルの入れ替えと矯正が済んだ 2台のストーブ。パネルの変形などで脚も微妙に緩くなっていたのでほんの少し曲げてやりました。

二月最初の日は本降りの雨。今日は仕事で靴を脱ぐことがないためレースアップの Bean Boots を履いていきました。かなりの雨の中を自転車走らせましたが浸水は無し。専用のウールソックスがフカフカで履き心地は最高です。足元が守られている感じがなんとも言えない安心感があります。


昨日、仕事から帰った奥さんが車に積みっぱなしだったキャンプ道具をバタバタと降ろし出した。なんでも日曜に友人を何人か乗せて走らないといけないらしくバックスペースを空けておくためだとか。降り頻る雨の中をドタバタと降ろした道具の中にはダウンのシュラフやジャケットが含まれておりいずれも雨に濡れてしまった。自宅の暖房とサーキュレーターをフル稼働させ乾かすはめに。マーモットのダウンジャケットは大阪時代に買ったものだから20年以上、モンベルのダウンハガーは福岡に来てからだからそれでも20年近く経つ。マーモットのダウンジャケットは引っ掛けたり焚き火の火にトロけて補修跡だらけ。それでもいまだフカフカモコモコ。モンベルのダウンハガーもいまだ現役。長く使える道具というのはこういうものなんだね。

2月最初の日曜日はお仕事ざんす。ご主人の見舞いに通うお客様の付き添い。往復のタクシーの手配と移動介助、安全確保、観察と声掛け、タクシーに往復のコースを告げてあとは運転手さんの判断に任せる。車椅子や荷物の積み下ろしもアタシの仕事。病院ではアタシは入院病棟には入らず一階の超豪華なラウンジ、いやロビーにて3時間の待機。外来がなく見舞い客だけが時折り通る静かで暖かいロビーにて次のキャンプのことなど書き留めて過ごす。これも仕事也。

CAPTAIN STAG
ヘキサ ステンレス ファイアグリル M用
バーベキューアミ (No.UG-2021)購入。佐賀県の北山キャンプ場がまだ無料だった頃に一泊して見事に置き忘れ焼き網無しで4年ほど使っていました。今回、12年ぶりに復活しました。パチパチパチパチ〜。

CAPTAIN STAG
ヘキサ ステンレス ファイアグリル M用
目皿(No.UG-2028 )、こちらは買い替え。リニューアル。


約4年使ってもおボロボロです。使えないことはありませんがちょっと触れるだけでポロポロと表面が剥がれ落ちる状態なのでそのうち焼き切れるでしょうね。

底板はまだまだ使えるのでそのままです。

きゃー❤️ ピッカピカだぜ!おっかさん!

ウヒョー!さあ、復活してもらいまひょ!「わが家の焚き火台1号」
しかし、、これ薪を追加する度に網を外さないといけないんですよね。以前に使っていた時はスイスツールのプライヤーで持ち上げていました。これは焼き物など調理をする際にだけ使う物、そういうことで納得。

これはファイアグリルを使う上で欠かせなかったアイテムです。上の五徳はユニフレームのタフ五徳(旧品名)、下は大阪時代に買って Trangia バーナーの風防として使っていたメーカー不詳のファイアベースです。これと同じデザインの CAPTAIN STAG イージーファイアベースも持っていましたが呆気なくバラバラになって廃棄されました。このメーカー不詳のファイアベースは購入からかれこれ30年近く経ちますがまだまだ使えそうです。ユニのタフ五徳は置き忘れた焼き網の代わりに使われてきました。その名の通りダッチオーブンも乗せられるタフな五徳です。ファイアベースは開いて焚き火台の下に設置、吸気口から排出される灰を受けるのに使われてきました。

やられました、、これが夏ならゲリラ豪雨だったでしょうね。まさしく猛吹雪でした。この写真の雲の仕業です。福岡市早良区での仕事の帰りに凄まじい風と雪で目を開けていられず一旦自転車を止めます。ザックのサイドポケットからモンベルの折りたたみサングラスを取り出しそれをかけて向かい風の吹雪の中を突破。西区に入った途端にパタっと雪も風も止んで「なんじゃぁーこりゃああー!」となりましたわ。暫く走ってふと今さっき走ってきた方向を見るとデッカい雪雲の塊がありました。

ガチガチ震えながら自宅に戻りかじかんだ手でストーブをつけ生姜湯を作ります。この数日はこんな楽しいことばかり!(楽しーんかい!)

激しい雲の流れの隙間に真っ青な空が顔を出す。しかし、風が、、スゲーーー!体感は零度を遥かに下回る。くぅー、、しばれるねぇー。

わが家でほぼ毎日の様に使われている SOTO ST-310 とミニマルワークトップ(旧ST-3107)。いつも持ち上げ移動する際に脚が外れそうになる。一時期細引と輪ゴムと何かしらの金属片でストッパーを作って取り付けていたが一度持ち出した際に失くしてしまった。

現在はST-3107S なるストッパーが別売されており現行のミニマルワークトップ(ST-3401)には標準装備されている。


自称『ある物使い』の達人であるアタシは自宅にあった金属クリップを分解して新たなストッパーを作り取り付けました。シンプルながら効果覿面です。あとは二つの金具を適当な細引で緩〜く繋ぐだけ。

本日は霙のち大雪のち猛吹雪のち寒暴風でした。両眼涙溢れ鼻水滝の如し。寒かったー!

ここ福岡でも気温零度を下回る朝が年に何度かはある。今朝がそれ。ベランダのメダカ鉢は見事に凍りついておりました。雲は相変わらずの崩れかたで耐え切れなくなった部分から地上へ雨や霙、雪を降らせます。今朝はケトル三頭体制です。「大きな薬缶でええやん!」てな感じですがこれらにはそれぞれ役目があるのです。手前の マルタマ・ケットル 1.5 L はわが家のメインケトルで火から下ろした後も湯温を保ってくれるスグレモノ。美しくこの数年毎日使っても変色一つしない流石の日本職人芸。コーヒーのドリップはこれでやります。一つとんで三番目はキャンプでもかなり使われて今は自宅のサブケトルとして日々活躍している GSI グレイシャーステンレスケトルです。空焚きして底が何変形したけどまだまだ現役。現行品とはデザインが異なりますが何よりこの開口部のデカさは他のケトルには無い使い良さです。普段は最近「白湯」ブームの奥さん用に沸かしたての状態で蓋を開けて置いておいてあげます。またお湯のストックに使う Klean Kanteen の容量とピッタリなので重宝してます。最後に真ん中は新入りでいきなり焚き火の洗礼を受け真っ黒に焼かれて帰ってきた Trangia 1.4 L ケトルです。いつもはキャンプでしか使われませんが今朝はお湯がいつもより多く必要でしたので持ち出されました。この中で唯一のアルミケトルで容量の割に早く沸騰する便利なケトルです。

今年も長崎の離島に暮らす義理の姉から搾りたての「つばき油」が届きました。人が放して野生化したタイワンリスに食い荒らされながらも果敢に石つぶてで追い払いカテシと呼ばれる椿の種を守る義姉の姿が思い起こされます。熱したフライパンに垂らすとなんとも言えない甘い香りがします。



はるか異国の国おフランス ARCOFRAM の耐熱ガラス鍋はあたしが小さなリサイクルショップで見つけ千円も出さずに買ったものです。わが家のキッチンではしばらく姿を見せませんでしたが昨日鋭意捜索の末に発見。無事現場に復帰しました。復帰後初の仕事はゆで卵でした。

娘の誕生日に奥さんが焼いたキッシュ。パイ生地の縁がまるで阿蘇の外輪山の様です。昨日はその誕生会の食事を奥さんと二人で次から次と作り食わせて片付けるを『あうん』の連携技で乗り越えました。

今夜のおかずはクロムツの丸干しをじっくりと焼いたもの。これに三日目の豚汁に新鮮な小葱を足して汁物とし、細かく刻んだきんぴらごぼうと万能ネギを加えて焼いた卵焼きでした。




本日建国記念日は奥さんと八女市の福島町に行ってきました。これがまた皆さんしっかり休んではって観光客も殆どおりませんでした。うちはと言うと行きつけの食器屋さんでお酒を呑むための小さなグラスを買って昼飯も食わずに帰りました。


うちは耐熱ガラスのサーバーをよく壊します。というか、よく割れるのです。殆どが使用中ではなく洗い物の際に他の食器に当てて割ってしまいます。そして今回は奥さんが勤め先のフリマにてパイレックスのコーヒーサーバーを射止めてきました。どうぞ今回は割れませんように。

蕾菜の季節になりました。茹でて酢味噌でいただきます。


今朝米国のナイフディーラーからのメールを開いたら GERBER L.S.T のニューモデルが新発売されているのに気がついた。いつもならサササッと流し見して終わるメールだけど L.S.T とくれゃ見ないわけにはいかないアタシです。むむむ、、相変わらずの超低価格(日本円で¥3.800ほど)、鋼材は 440A となってワイヤータイプのポケットクリップが付いている。1980年代初頭の初代(ブラッキー・コリンズのデザイン)から何代目になるのかいな?日本で発売されるのは少し先になるだろうが価格は¥5.000台かな。果たしてこれにあ¥5.000出す価値はあるのか? やっぱり L.S.T は米国のスーパーあたりで棚の上に置かれた日用品的価格じゃないとね。長年 L.S.T を愛用してきたアタシには気になるニュースだが。

このモデルには Gerber LST Ultra という製品名がつけられている。上のワンハンドオープニングモデルとはブレードのデザインが違っている。鋼材は前作までの 420HC となっていて価格も少しだけ高い。

自宅で日々使うキレモノはいくつかあるけどそれらはある条件で自然淘汰されて生き残ったものばかりだ。その条件とは、軽いこと、扱いやすいこと、切れ味を簡単に回復できること。鋼材は440C だろうが420HCだろうが良く切れる状態であれば全く問題ない。少なくともアタシの日常では今流行りのスーパースチールである必要など全然ないのだ。上の写真は安価な鋼材を使った GERBER のキレモノだが研ぎやすくいつでも良く切れる状態にしておける。操作感は快適で軽快。切れ味は滑らかで癖が無い。製品自体は90年台後半の物だけど今なおバリバリの現役ッス。

新鮮なイワシが手に入ったので今夜はこれの煮付けにしましょう。リサイクルショップでタダ同然で手に入れた『無水鍋』にイワシを並べ酒、醤油、砂糖、梅干しでコトコト煮詰めます。無水鍋は蒸気を逃しつつシーリング効果で適度な圧力を掛けられる調理器です。うちのは分厚いアルミ製なので熱も均等に回ります。「おいしゅうなぁれ」


かれこれ10数年は使っているスウェーデン軍のカップ。ラーメン食ったり鍋を取り分けたり雑炊よそったり勿論コーヒーやお茶もね。いつもちゃんと洗ってはいたんだけどいわゆる茶渋みたいなものが着くんよね。今日は気が向いたのでちょこっと気合い入れて茶渋を落としてあげました。

こんな偶然って、、あるのか
本日、午前と午後にそれぞれ一度全く100%完全に心当たりのない電話番号からアタシのスマホに着信があった。たまたま電話をとることができなかったのだが相手は市外局番で愛知県豊橋市となっていた。「ふん、どーーーせ間違い電話やろね」と全く気にも留めずに仕事の準備をしていた。すると今度は午後になってまた同じ局番から着信があった。今度は一旦意識的に無視して電話が切れると同時にその番号をネットで検索すると、、、ぬわぁーーんと!
『新富士バーナー』と出た。新富士バーナー営業部出荷チーム。むむむ、、なんやなんや!豪華景品でも当たったか?そんなもん応募してしたことない。就職の面談の話か?そんなもん願書送った覚えもない。それともホワイトガソリンが充填されたOD缶でも発売になるのか?いやいやそれはアタシの妄想だった。むむむ、、、クレーム、注文、問い合わせ、それも出した記憶はない。アタシ自身は新富士バーナーさんのストーブを長年愛用してきてつい先日もこちらのブログでミニマルワークトップの脚抜け落ち防止策を書いたばかり。なんだか気になってきましたので意を決して(それほどのものか?!)着信にリダイヤルしてみると、、

「はい、新富士バーナーです」と若い女性の声。カクカクシカジカと着信があった件を伝えると直ぐに調べてくれまして結果「おそらく、、まちがいではなかろうかと、」とのこと。そこでアタシから「新富士バーナーさんってSOTO さんですよね?」と問い直すと電話の向こうからでもわかる笑顔で「はい!そうです!」と電話対応の方。アタシ自身、「新富士バーナーさんのストーブを何年も使っております!」「ありがとうございます!」などという明るいやりとりで電話を切ったのだが、なんとまあ〜こんな偶然あるのか?

6年前の今頃、仕事先のお宅での一枚。このお宅では毎年ちょうど今時期に庭の橙の収穫をする。収穫した橙はスロージューサーで搾って蜂蜜を加えさらに薄めてジュースにする。残りは写真のように半分に切って庭木に突き刺し鳥たちにあげる。このお宅も今は家主が亡くなり二軒の新築が建っている。

梅が咲き出しました、さあ二月も終盤です。

ハリャ〜〜!ぬわぁーんと!行方知れずだったスノーピーク TREK 1400 の蓋(フライパン)が出てまいりました。ここ何年か着ていない冬用のアウターを引っ張り出したところその下に隠れておりました。何年振りの再会でしょう!

一年前(2024年1月)に販売店を通じて取り寄せた二代目との刻印比較。さて、どちらが新しい方でしょう?答えは刻印が消えそうに薄い方ざんす。行方知れずだった蓋は今から10年ほど前に買った TREK 本体に付いていたやつです。古い方が刻印がハッキリ!クッキリ!とは。メーカーさんの盛衰を感じます。

「すんばれるねぇー」→「しばれるねぇー」→「めっっちゃ冷え込むわー」と三段活用が飛び出るほどに凍れたキャンプでした。山を甘くみてはいけない!

テントから顔を出した奥さんが思わず叫ぶほど雪が降りました。風も強く吹雪の中、冬キャンプ11年目にして初の焚き火ナッシングなキャンプでした。

二月の厳冬キャンプでは焚き火をすることもなかったためキレモノはパックを開けたり食材をスライスしたりとそんな使われ方。ESEE の IZULA Ⅱ はキャンプの間中ずっとネックナイフとして首からぶら下げたシースに収めて使いました。普段はこの IZULA の様な炭素鋼のキレモノでは食材を切ることは無いのですが今回はネギや他の食材を刻みました。帰宅後にチェックすると、、やはり錆が浮いていました。とはいっても切れ味が変わるわけで無し何の支障もありませんが気分の問題なので研ぎ直しました。

研ぐと言ってもいつもの1000番から2000番くらいの使い古しの耐水ペーパーでシャカシャカとストロッピングするだけです。

はい、5分ほどで元通り。

果てしなき宇宙に散らばる無数の星々、、ではありません。これ今回のキャンプで使った Trangia のアルミケトルの内部です。利用させて頂いたキャンプ場は水場が地下水です。この水を沸かすとアルミケトルはこうなります。もちろん、人畜無害ざんす。

でも、これも気分の問題なのでいつもの様にレモンのスライスをコトコト煮込んで綺麗にしました。そのあとはお決まりの米の研ぎ汁コーティングです。

昨年購入し年末年始と今回の二月キャンプを経たトランギアケトルは既に古びたアルミヤカンの雰囲気です。あたしは焚き火で焼かれ真っ黒になれば必ず磨き直して使います。そうやって長年やってきました。このトランギアケトルは今や古い登山用品店の片隅に凹んだりくすんだりして埃を被った古き良きアルミ製品の面影すら漂っています。


先日のキャンプで使った FIRE BOX ストーブを手入れする。いつもは帰宅後直ぐに勢いそのままで手入れをしますが今回は荷運びをひとりでやったのでアタシ自身がバッテリー切れでした。この FIRE BOX ストーブは強風のため火を焚いたのは一度だけ、翌朝にアルコールバーナーを組み込んでオガ炭を熾すのに使っただけです。炭を熾した際にファイアーグレートと呼ばれるオプションの中板(チタン製)が熱変形しました。ストーブ本体もチタン製ですがチタン製品と熱変形はつきものです。丈夫なので薄く造れる、軽くて丈夫がうたい文句のチタン製品ですがこの程度の変形は普通に起きます。使用に差し支え無いのでこれもまた味なのでしょう。