危なかったので

ponio

2023年05月07日 09:24



ヤバかったス、これ。『倒木寸前』の朽木です。タープ設営の際に周囲の松にラインを伸ばしていて見つけました。わが家のサイトの正面右側、FIRE PIT の直ぐ右に立っていた枯れ松です。高さは7メートルほどで上部は完全に折れて枝葉もない朽木でした。

手で少し押してやると幹の最下部がミシミシと解れる音がしました。更に根本の土が動くのが確認されました。これが枝葉が広がりもっと高さのある木なら安全のためにサイトの引っ越しをしていたかもしれません。枝葉を広げた高い木は風の影響を受けるからです。しかしこの朽木は枝も葉もなく歪に曲がった丸太の様な姿で風の影響は受けないと判断しました。ただ、このまま倒れるとデッキの正面をかすめる感じで危険と判断。直ぐ隣に生えている太く大きな松に強度の高いロープを渡して上下2箇所を固定しておきました。

撤収日、全ての荷物をリアカーに積んで駐車場に向かう途中でキャンプ場を管理されるスタッフさんに声をかけ倒木の可能性があることを伝えました。ただ、離れた場所から「あそこの、あの木」と指差しても周りは松林、後でどの木か探すうちに事故でも起こったらと考え元いたサイトまでスタッフさんを案内しました。現場に着くとこれは『危険』と判断したスタッフさんが「倒しておきましょう」とその朽木に手をかけ揺らすように押すと例のミシミシという解れるような音と共に幹の最下部が折れて倒れました。ズゴォーん!と倒れた拍子にその朽木は三つに折れてしまいました。根も幹も腐った朽木でしたがドスン!という音からかなりの重量があったと思われます。倒れた方向は予想通りデッキをかすめておりました。

あの時、キャンプ場のスタッフさんが直ぐに確認してくれたのが良かったと思います。「あとで見ておきまーす」では危機感ないですもんね。ワタシも安心して帰れました。ありがとうごさいました。


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