十月の雑記・時々追記

ponio

2024年10月03日 09:34


八月の酷暑猛暑が過ぎても九月は更に暑い残暑でやんした。ほとほと嫌気がさしておりましたが気がつけば十月。昼間はまだまだ暑いのですが背中をジリジリと焼かれる感覚が少なくなりました。あとは朝と夕方の強烈な日射残照だけ、がんばるべ。


今年は何もかもが季節外れに思えました。今頃になって河川敷の河口付近の土手に彼岸花がビシバシ吐き出しました。蕾もまだ多く、約ひと月遅れといった感じです。


2024/10/01 の空模様。メェーメェー羊雲ざんす。

そして2024/10/02 は朝からしっかり雨となりました。洗濯して低温アイロンや撥水スプレーしても自転車で一時間も走ればこの通り。それでも気温が20℃前後なので蒸れはあまり感じず。

昨夜の名残り。昼間の暑さを凌いだ後で夕方のしつこい残照の中を散歩の付き添いに約一時間、帰ってから氷を加えた炭酸水をガブのみしたら朝から腹の調子がおかしく夕食後にしくしくと痛み出した。うーむ、嫌〜な痛みやなぁ〜と整腸剤飲んだりホッカイロお腹と背中に当てたり、トイレに何度も出勤して夜を迎えた。横になってもお腹の調子は治らず夜中何度も起きてはトイレと寝室と居間を行ったり来たり。最後はお湯を沸かして紅茶を茶葉から淹れて啜って飲んで遂に眠りに落ちた。しくしく腹には紅茶効くアル。朝起きてテーブルの上の湯沸かしセットを見て「はぁー昨夜は激しい闘いやった」とひとり頷くアタシです。


午前中の仕事を終えて雨の中を自転車走らせ帰ってきた。これが数日前なら冷たい飲み物をクピクピと喉を鳴らしてガブ飲みしたことだろう。今日はまだ腹の調子が万全ではないので温かな生姜湯と昼メシはお粥さんである。トホホ

2016年 iPhone 7plus に乗り換えた際に携行用として使い始めたスマホケースと KEY BAK のセキュアキーホルダー。現在は iPhone 14 ですがこの組み合わせは変わっていません。アタシ的にはいつどんな時でも腰に手を伸ばせば直ぐにスマホを取り出せしかも落としたり椅子に座っても引っ掛かって邪魔にならない、ケースを付けたり外したりもワンタッチなこの組み合わせは今なおベストだと感じます。ただ、一日のうち仕事で何回もスマホを出したり入れたりしているとステンレス板を曲げただけの KEY BAK の方が 軽く変形してきます。特にケースを取り付ける際にいつものカチッという音が鳴らなくなります。そんな時はセキュアキーホルダーの中バネを曲げ戻してテンションを強くしてやるとまた数ヶ月はそのまま使えます。iPhone7plus から8年、ケースの方はその際に買ったものをそのまま使っています。セキュアキーホルダーは二代目ですが初代もまだ別の用途に使われています。道具も日常的に使うものはストレス無く使えて長持ちする物に限ります。

仕事で立ち寄ったコンビニの隣の家の柿の木です。季節が移りゆきます。しかし昼間の暑さは相変わらずです。昨日は朝9時から夕方18時までトイレにも行けないくらいのバタバタ仕事の連続で、もちろん昼飯抜き。流石に夕方近くにハンガーダウンの気配が漂い出し慌てて近くにあった自販機で屈辱のデカビタCを買い一気飲み。それから最後の仕事に向かいましたが程なく限界を迎え立ち寄ったスーパーでゼリー飲料とペットボトルの水を買いこれも一気飲み。最後の上り坂を小さな自転車漕いで上りきり仕事済ませて帰りは幽霊の如く下り坂を下る。自宅に帰りタイムスリップした原始人の如く手当たり次第に食い物を口に放り込みルパン三世状態。体に良いわけありませんわ。

そんなアタシのリクエストに応えて奥さんが『お稲荷さん』を山ほど作ってくれました。ここで暴飲暴食すればまた数日前のシクシク腹になること請け合いです。ほどほどが良しと6個ほど食いました(食いすぎじゃ)。

チッ、と舌打ちの真似したのは二日前の午後だった。午前中まで快適に走っていた愛車イシバシ1号、午後イチの仕事に向かうのにほんの数メートル走ったところで後輪の空気が抜けかかっていることに気づいた。「パンクか?」

これまでなら即イシバシ2号に乗り換えるのだがその2号車は奥さんが近くに住む娘に貸し出してもう一年になる。「チッ、」迷っている時間はなく歩きながらLINEで娘に連絡、歩いて6〜7分の娘の家まで行き娘が用意していたイシバシ2号のサドルを目一杯上げて仕事に向かった。

「??」「!」「あッ、」「チッ、」これは自転車を漕ぎ出して5メートルも行かないうちにアタシが放った舌打ち音。娘のところは戸建てだが自転車は雨ざらし、ある程度の予想はしていたが、、錆とかね。しかし、この時の「チッ、」の原因は、

コレ。ハンドルに付けられたシフトチェンジのダイヤル、そのゴムのコーティングが見事に加水分解してベトベトになっていたのだ。右のハンドルを深く握り込むたび、シフトチェンジするたびに右手の親指と人差し指の間に劣化したゴムのベトベトがこびり着く、、「気持ちわりー、、チッ、」

その日は新規の大きな仕事が入っておりましたが、その仕事の最中に更に4件の急ぎの仕事が入り昼メシ抜きで走り回りその度に右手はベトベト地獄、「チッ、」

翌日、パンクしたイシバシ1号を近くの自転車屋まで押して行き馴染みのおじさんに修理を頼む。アタシはその間にイシバシ2号で仕事に行く、そんな予定を立てていた。が、話好きのおじさん、行くなりサッと椅子を出して話を始める。「預けて行きます」「いやいや直ぐできるよ」と帰してくれまへん、、。このおじさん話をしながら仕事をすると直ぐに手を止めてしまう、手順を間違える、だからアタシは居ないほうが作業がはかどるのだが、、ちょっと心配。

そしてほどなくパンクは修理完了、パンパンに上乗せして更にパンパンに空気を入れた後輪が今にも破裂しそうで一抹の不安を覚える。念のために直ったばかりの1号ではなく2号で出かけ一仕事終えて帰ってみると、、1号の後輪ペッチャンコ、、「はぁ、、
」そして「チッ、」

そんなわけで再び自転車を「?!」てな顔してる自転車屋のおじさんに引き渡して次の仕事に行くアタシ。いつもなら40〜45分かかる往路を小さなイシバシ2号で45分、悪くはない。2号はミニベロタイプでアタシの身長にはほんの僅かに小さいが乗り心地は1号より良く全てがキビキビとして気持ちがいい。シフトチェンジのダイヤルのベトベト地獄さえ無ければ、、

往復90分の仕事を終えて自転車屋に寄ると1号が店内ですくっとアタシの帰りを待っていた。おじさんに「穴空いてました?」と聞くと「2カ所空いてたんだね、見落としだね」やっぱりアタシは帰った方が良かったようだ。修理代は先に支払った分のみ、「助かりました〜」とお礼を言ってそのままこの日最後の仕事に向かった。

この日のムッシーはコオロギ先生。

セイタカアワダチソウも花をつけてきましたが昼間の暑さは相変わらず。


少し前にアップした SOLO STOVE と尾上製作所のミニかまどの合体、今回はその2。SOLO STOVE の五徳兼風防をミニかまどのトップに換えてその中に外した SOLO STOVE の五徳兼風防をそのままイン。これは普通に SOLO STOVE の風防ですね。前方からの枝木の投入は出来なくなりますが火がある程度安定したら小薪ブロックを3〜4個放り込んでやれば1L位のお湯は沸かせるでしょう。クッカーやケトルの底面とのクリアランスも上部排気が出来るくらい開いています。

こちらは何の意味もない組み合わせ。ミニかまどのボトムと SOLO STOVE の五徳です。中はアルコールバーナーで良いでしょう。風防も背の低いタイプで間に合いそうです。ただね、これやるなら素直に別の五徳を使った方がスマートですね。SOLO STOVE (ライト)とミニかまどはサイズ的に近く不思議な組み合わせを生み出す、そんな一例でした。

本日のムッシーは奥さんの生まれ故郷、長崎の離島に住む義姉から送られてきた画像『トタテグモ』さんです。黒光りする鎧のような迫力あるボディーです。

本日のムッシー

色づいてきました、外来種。

とある公園で誰かが隠したドングリみっけ。

こちらも色づいてきたお客さん宅のアケビ。

実は先に書いたイシバシ1号車パンクの件には後日談がありまする。パンク、修理、パンク、修理、またパンク、、修理、、そしてまた。流石にめげた。そして自転車屋に持ち込むこと4度目!「おじさん、これタイヤすり減って薄くなってるのと違う?それですぐにパンクするやない?」とアタシ。おじさん、自転車をひっくり返し「ああ、これやね、タイヤ薄くなってるね」ガクッときた、、。そしてタイヤとチューブの交換。アタシはその間、2号車でせっせと仕事にまわりその日の夕方ようやく1号車を引き取りに行った。めでたしめでたし、と思うでしょ?

ところがギッチョン!以前もあったので今回も引き取る際に自分でチェックした。自転車を傾け後輪を回すとシュルシュルとどこかに擦れる異音あり。やっぱり。前と同じだ。よく見ると数年前と同じで後輪が泥除けに擦れている。これはブリヂストンの代理店にてオーバーホールしてもらった時に指摘された状態と同じだ。つまり後輪の取り付けが不完全なのだ。前回は後輪がやや後方寄りに取り付けられていた為、泥除けに接触していた。今回は後輪が右寄りになっている。おじさんにそれを伝えると「え?、でも、ここは」と言いつつバールで泥除けを抉って広げようとする。きゃー!待って待って!違う違う、、。おじさんを何とか説き伏せて車軸のハブナットを一旦緩めて後輪が泥除けのセンターに来るように締め直してもらった。後輪は見事に回り、おじさん一言「これだね、」クゥ〜、、そして本日、修理完了のイシバシ1号車で無事仕事に行ってまいりました。本来、パンク修理は自分でも出来るのですが平日は疲れ切った夜しか時間がありまへん。況してやタイヤ交換など、、やはり餅屋は餅屋、ここは専門家に任せようとしたのですが、近いうちにメーカーのオーバーホールを受けようと考えている次第です。

2024/10/11
街の自転車屋さんでハブナットの締め直しと後輪のセンタリング調整をしてもらいました。


アタシがつけた通称『バッタロード』この日も大小のバッタが飛び交っておりました。

土曜の朝は前日から泊まりに来ている娘の子たちの煽りをくってアタシもオニギリ。昨夜の残り物をスキレットで温め出汁を加えて卵を落とす。普段はパン食であるがご飯を食べると昼過ぎまで腹が持つ。わかっちゃいるけど、パン食になっちまう。

毎週金曜日は近くに住む娘の子たち(二匹)が泊まりに来る。夜、末っ子と奥さんが寝に入った後で残った次男坊に「やるぞ」と声を掛ける。次男坊はそれを聞いてテキパキと準備を始める。先ずは居間のドアをそっと閉め、テーブルの上のものを片付け綺麗に拭き上げる。少し前まではナーフガンによる射的ゲームで盛り上がっていたがここ最近はペットボトルのキャップと100均のおもちゃのコインを使ったテーブルゲームが流行りだ。ルールは簡単、王様を自分の陣地の奥深くに据えて周りを護衛(キャップやコイン)が囲む。テーブル中央に吸盤タイプのナーフ弾が障害物として立てられている。互いにキャップやコインを指で弾いて相手陣地の奥深くに鎮座する王様を狙う。キャップは横向きに立てて指で回転を与えると強力な破壊力が得られる。が、外せばテーブル外に飛び出し自滅する。コインはキャップも王様も倒せる力を持つがコイン同士では相手のコインを飛び越えて自滅する可能性を秘めている。

*アタシが考案した王様ポジション。これなかなか攻略できない。次男坊の度重なる攻撃にも王様は落ちなかった。ここから転落すれば王様は転がるだけで逃げの一手しかない。

守りを固めるか討って出るかは互いの戦略だけど殆どが攻撃に出て自滅するか返り討ちにあうのが常である。護衛が全滅すると王様(キャップ二つを貼り合わせたもの)はひたすら逃げるしかないのだが逃げる際に転んでそのままテーブル外へ転がり落ちて負けとなることもある。単純な遊びの中に興奮がある。アタシも12歳の心無くして遊びに興ぜず!

ゲームの中でアタシが『特殊潜入班』と呼ぶ100均のコイン。『特殊潜入班』はゲーム開始直後から相手陣地へと送り込まれ王様の近くに布陣、コインは平なため下手をすれば攻撃側が上を飛び越え自滅する。だから相手陣地に侵入したコイン達は殆ど無視される。絶妙なる指の力加減で相手陣地の奥へと送り込まれるコイン達。一見相手のキャップやコインに当て損なって失敗したように偽装しているのだ。相手の護衛が攻撃に転じ守りに隙が出来たら潜入していたコイン達が王様を直接攻撃し追い詰めるのだ。

久しぶりに奥さんと休みが合ったので前日に思いついた『あの場所』へ。佐賀県唐津市呼子町加部島。

ここは今から14年前に奥さんとキャンプした場所。

岬の突端の放牧場に隣接したキャンプ場は当時も閉鎖されておりました。14年ぶりに訪れると既にこの状態、閉鎖されてかなり経つようです。

海の青、空の青、波の白、草原の緑、全てが美しいと言いたいところでしたが草地の真ん中に大きなアンテナが設置され、うーむ、残念。

14年前はここにテントを張って一泊しました。訪れるものは誰もおらず美しい夕景が写真に残されています。この日は大勢の人が訪れていました。

駐車場からこの道を大量のキャンプ道具を運びました。当時はもっと草ボォーボォーでしたが。

14年前の写真。MSR のドラゴンフライとTrangia、ホームセンターの七輪が当時の調理熱源でした。まだ焚き火していない頃です。フュアハンドランタンを忘れて夜の明かりは空き缶をナイフで加工したアルコールランプだけでした。

この日は奥さんのお弁当で外ランチ。


暑いくらいの陽気なれど北東の風が8メートル前後とちょうど良い体感。こんな環境でお湯を沸かすにはコレ。失敗しないアウトドアクッキングシステム『Trangia ストームクッカー』です。バーナーにアルコール燃料を適量注ぎ風防の内側でマッチ点火、ベースの穴を風下に向けて待つこと4分でカップ二杯分のお湯が沸きました。こんな風が強い環境ではベースの穴を風上に向けたままにすると燃焼が促進されすぎて燃料が通常より早く尽きてしまいます。コツといえばコツですが基本的に失敗しないのがこのシステムの信頼性なのです。



岬の放牧場が人でいっぱいになってきたので灯台散策をあっさり諦め島の港に鎮座する田島神社へお参りしました。海と鳥居、勿論、海に関わる人たちの信仰を集めた護り神様です。境内の狛犬さんは「文政十三年」の文字。小笠原の父島にアメリカ人が初めて入植した年です。

加部島からの帰りに立ち寄った唐津市内の公園も実に11年ぶり。海を渡った隣国を思わせるオブジェの全てが老朽化のため立ち入り禁止となっていました。

草原に木陰を見つけてグラウンドシートを敷き奥さんはお昼寝、アタシはコーヒーの準備。

、といっても缶コーヒーざんす。ドリップパックは加部島の岬で飲んじまいました。

何か使うことがあるだろうと持ってきたフォールダーも結局何も使わず、そんなものです。

そのかわりに、園内に落ちていた楠の枝を切って次のキャンプの薪として持ち帰りました。

うちの奥さんの会社で防災に関する催しがあるそうで我が家のキャンプで使ってきた燃焼系以外のランタンやライトを貸し出すことになりました。使い方がわからないといけないので iPhone を使ってインストラクション動画を作ってあげました。



2024/10/16、お客様宅のイヌビワの剪定。道具は BAHCO 396 と FISKARS ギアプルーナー。イヌビワは茎を切ると白い樹液が滲み出てきます。これが速乾性の木工ボンドの様に粘着力が強くなかなか厄介です。1 時間半ほどで剪定した枝葉を6つの指定ゴミ袋にまとめて作業終了。自宅に戻って道具を水洗い干しておきます。



南向きの窓に掛けていたロールアップシェードの巻き上げ紐が切れてしまいました。代替品として AT WOOD のナノコードを使うことにしました。0.75mm Φとかなり細めのナイロンコードですが 36lbs/16kg test と強度的にはシェードの紐よりは強いようです。

お月見団子を作ってもらいました。夜まで待てずに食っちまった。

何ヶ月もの間南向きのベランダに面したテーブルの上に置かれたままだった瓢箪カボチャを奥さんがスープにした。甘過ぎず、かといって薄くもなくちょうど良い塩梅とはこのこと也。

長崎の離島に住む奥さんの姉から毎年恒例の新米が届く。配達の人がよろけるほどの重さだった。お米が入っていたのは病院用の点滴のダンボール箱、これが超がつくほど分厚くて折れず曲がらずの強者。リサイクルボックスに持ち込む暇がないので可燃ゴミとして出すことに。適当な大きさに切り分けるのに選んだフォールダーは EIKONIC の RCK 9 。鋼材は D2、なかなか良く切れるが最後の一片を切った後は流石に薄いペーパーをスライスすることが出来ないほどエッジが落ちていた。

ここ最近、アタシの左手首に巻かれているのは SEIKO 5 の自動巻き。一度着けなくなると何ヶ月も着けない、そんな腕時計です。が、そこはオートマ、チャチャチャと振って時刻とカレンダーを合わせてやればいつでも正確に動いてくれはる。別の SEIKO 5は一日着けても次の朝には停まっていることがある。写真の SEIKO 5 はこの何週間一度も停まっていません。時刻も狂なく当たり個体かもしれません。


いつもアケビをいただくお客様のお宅でまた頂いてきました。これは食べ頃でした!甘ーーい!無数のタネを吐き出すのが面倒なら小さなザルで果肉を潰してタネを濾して食べます。

本日は土砂降りの中、予定通りお客様と人気の蕎麦屋で外食でした。勿論、これも仕事っス。お客様は天ざると瓶ビール、アタシは鴨せいろ。アタシはけっして蕎麦通ではありません。蕎麦を手打ちする人たちが声を揃えてここが美味しいと言っていた蕎麦屋はこの日も開店から満席。お客様は満足、アタシは蕎麦より鴨ダシの蕎麦湯割りが一番美味かった、です。


身近なムッシーたち。

誰かが置いていった松ぼっくりとドングリ、添えるナイフは BENCHMADE 319 PROPER 。ポケットクリップもサムスタッドもついてないけれどワークナイフとしては十分な鋼材と造り、そしてサイズ感です。


小雨が降りそうで降らない明るい曇り空の日曜日。
久しぶりに浜でのんびりしてきました。簡単な湯沸かし道具と小さな双眼鏡を持って沖を横切るヨットやカモメを眺めながらチャチャっと湯沸かしして京番茶を淹れます。湯沸かし道具は SOLO STOVE と TOAKS のサイフォンストーブ、それに尾上製作所のミニかまどの風防を組み合わせたものです。クッカーは MSR のチタンポット。

樹皮がきれいに剥がれて白く乾いた流木を10センチほどに切り分けて焚き付けとして持ち帰ります。

キレモノストッカー(ただの空き箱)を整理したついでに最近殆ど研いでいなかった FISKARS の X 5を引っ張り出して研ぎ直しました。先ずは300番、600番のダイヤモンドシャープナーで弧を描くように荒削りしてから800番と1000番そして2000番の耐水ペーパーで水研ぎします。ナイフと違って左右をバランス良く研ぎ直し切れ味を確認してから最後にバーチウッドのスーパーガンブルーで酸化被膜を形成、ベベルが青みかかってるのはこのせいです。

前にも何度か書きましたがこの X5は米国Amazon の通販で買ったものです。この時の荷物は米国を出た後ドイツで一時行方不明となり、その際に届いたメッセージをそのまま Amazon に転送したところ同じ品物がスピード配送で送られてきました。その後、ドイツで行方不明となっていた同品が遅れて届き、またまたその旨を Amazon に報告。返品手続きをしようとしたところ「返品しなくてええよ〜(関西人か!)」との返答があり結局ワタシは X5 を二つ手にすることになりました。

本当はこちらのシース付きが良かったのですが、、。

現行の X5はオレンジ色です。品番も変わりました。ワタシの持っている X5はもともと GERBER がバックパックスという品名で売り出していました。ご存知の様に GERBER は FISKARS の傘下になって久しい米国のキレモノメーカーです。ワタシの持っている X5は GERBER が Bear Grylls のシリーズを発売するにあたり現在は廃盤となっています(ヨーロッパでは販売中)。


本日は仕事でお墓参りのサポート。これがその時の『墓参り道具』です。風のある屋外で線香やロウソクに火を着けるために用意したのが TOAKS のサイフォンジェットストーブとアルコール燃料、そしてファイアースターター。アルコール燃料はリステリン100mlのキャップ一杯ほど。立ち上がりが早いので束ねた線香にもすぐに火が着きます。FISKARS のギアプルーナーは途中で買っていった生花をカットするのに使われ、スイスアーミーナイフは花を包んだ紙に貼られた値札のシールを切り取るのに使われました。

霊園の入り口で出迎えてくれたのは秋色の蟷螂。

こちらは仕事で良く通る森林公園でばったり出くわしたシマヘビ。毒はないが気は荒いとか。

ほんと久々に出したる MSR のポケットロケット(旧型)に同社のウインドバーナーのポットを乗せてお湯の超早沸かし。勿論、窓全開の換気扇ONです。


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