届いたのは SOD-331
エックス星からやってきた(ハイハイ)、謎の尻尾付き宇宙船、その名も『エックス号』(そのまんま)、、。
ロズウェルに堕ちた残骸か、
サブちゃんのビッグヒット♪ 439
3ホールジェットはワンホールに。何だったの?3ホールは、、。改良されたのなら良いのだけど『安定した云々、、』はどこさ行っただ?最高火力は上がったと言うが。まあ、調子良けりゃぁそれで OKさ。
純正のトリプルミックス OD缶が無かったので MSR のものをねじ込んで点火。あら?
ST-310 や SOD-310 よりバルブのオープンが早いわ。
SOTO らしい顔やね。
おお?バーナーヘッドが赤化してる。MSR の Whisper Lite みたいやね。
MSR の Whisper Lite International
おおお、、、赤い
初点火後のバーナーヘッド。青く美しく焼けておりました。
独特のバーナーヘッドと畳まれた脚。この状態で付属の収納袋に入れるのはちょっと不安です。ハードかセミハードケースがあればね。
SOD-372 (奥)との比較。炎口はどちらも300個。
収納時は SOD-372 の方がまとまりが良いね。
予定通り正月キャンプに行けたらコレ持っていきましょ。予想される気温は最高5〜6℃、最低は氷点下5〜8℃だそうな。さあ、どないなるやろね。兄貴分の SOD-372 ストームブレイカーは正月キャンプデビューでトラブル続きだったからね。ただ、今回の弟分はシンプルで癖がなさそう。使えばわかるさ。ね。
追記
2022年正月キャンプでのこと。現地に着いて受付を済ませたのが12時半、まず最初にしたのが、、湯沸かしでした。
ポカポカの天気の下で快調に燃焼する SOTO SOD-331。気温は10℃以下でしたが直射日光の当たる場所はかなり温度も高く、マイクロレギュレーター機能と冬季用ガスの組み合わせは余裕のヨッチャン。それでもウインドスクリーンを立てているのは風による燃料消費を抑えるためです。
夜、伸びやかな美しい炎をあげる SOD-331。この日(元日)夕方からは予想通り気温が下がり出し日が暮れる頃には零度になっておりました。風も少し出てきてさあどうなることか。
クッカーやケトルを乗せず、更にウインドスクリーン無しではこの状態。ただでさえ気温が低く水温も低い状況で風は沸騰を遅れさせガス缶内の気化スピードを低下させる。
ウインドスクリーンを立てて風(微風でも)を遮ってやることで無駄な燃料消費を抑えることが出来る。いかな風に強いと評判のストーブバーナーも低温下という悪条件で使うことのマイナス面を考えれば人的に風を防いでやることで少しでもその能力を持続させることが大切です。
しかし、この夜も翌日の夜も限界がきました。気温零度以下で約 2.5Lの湯を沸かす(湯たんぽ一つ分)作業では数分の燃焼後に火力が上がらなくなりリタイヤ。後を引き継いだのが先輩の SOD-372 ストームブレイカーでした。
今回はガス系ガソリン系をほぼ SOTO で固めました。昼間の好天下では ST-310 が余裕で同じ量の湯を沸かしてくれました。しかしそれも夕方以降の急速な冷え込みと共に火力が上がらなくなり(ドロップダウンはなし!)、ストームブレイカーのガソリンモードに切り替えて沸騰完了。
ここなんです。低温下や連続使用による火力のダウンを軽減するマイクロレギュレーター機能ですが、それ以上の使用を見極めるラインがあります。点火から中火以上で数分(ワタシは5分ほど)の燃焼の後、火力調整ツマミをひねって火力を上げてやります。その際、火力が上がればまだまだ余力(ガスにもストーブにも)があると判断します。勿論、短時間で済む湯沸かしや調理なら問題ありませんが、今回の様に約2.5Lのお湯を沸かす作業は室温でもそれなりの時間を要します。中火以上である程度燃焼させてお湯が沸き始めた頃に最大火力に上げてやる、この時火力が上がらなければ限界と判断します。結果は沸騰に至っても相当の時間を要します。今回は火力が上がらなくなった時点でガソリンモードのストームブレイカーに切り替えました。
少ない量の湯沸かしや短時間の調理なら最初から最大火力でいけば問題はありません。それでも野外ではウインドスクリーンなどで風を防ぐ方が燃料消費も抑えられ時間短縮にもなります。やらないよりは、やった方がいいのです。
今から四年前、2018年の年末年始キャンプに初めて持ち出し見事にトラブった SOD-372 。低温下ででのガソリン漏れと炎上、ガスモードでの不完全燃焼、、。それらは気温が上がるにつれ解消しました。その後、ガソリンモードでの確実な点火方法を見つけ今ではノントラブル。今回は四年前の雪辱とばかりに二日間で約10Lのお湯を次々と沸かしてくれました。
始めのガスモードは約1分。この後、ポンピングしておいたフューエルボトルに接続し直し即点火。大きな炎を上げることなく青火燃焼で運転開始。
自宅に戻ったあとはエンドキャップを外してカーボンを除去、ノズルもクリーニングしてまた次回に備える。
SOTO SOD-331 のハードケース見つけたり。何やら『ツナ』と書かれてあるが、、実はこれ昨年末にとあるお客様からの差し入れで頂いたカフェのサンドイッチの紙箱也。『ある物使いの何でもあり』のアタシらしい。
OD缶も最新型のケースに。これミカンの網やん!何でもありですわ。
とある土曜日の夜明け直後の風景。この日は夜明け前に家を出て自転車で15分ほどの河川敷にてガチガチガタガタ寒さに震えながら朝飯を食いまして候。正月のキャンプ後に Amazo〜n にでまとめ買いした SOTO の OD缶を繋いで点火。気温は2℃。流石に純正品同士は素晴らしい。火力のダウンもなくお湯を沸かしてくれました。それにしても Amazo〜n は梱包がシド過ぎますね。届いたOD缶の全部が凹んでいました。誰かが鼻かんで丸めた様なクズ紙が二つ三つ入っていただけ、あれじゃぁね。輸送中にガス漏れでもしたらどないしまんの?
さて、正月キャンプから何度か使ってみましたがこれと言った不満もなく、かと言って『これは!?』とオッタマゲル様な特別な驚きもなく、普通に使えております。説明書には小さくバーナーヘッドの酸化が原因で炎が赤くなるかも?なーんて書かれてあります。一度赤くなったら元のブルーには戻らないようです。SOD-310 は相変わらず綺麗なブルーフレームですが何が違うのでしょうかね。
それとホースですが SOTO SOD-372 やSOD-331 のホース部はとても柔らかく収納時にもグルグル巻きが出来、ウインドスクリーンの下をもくぐらせる事も出来ます。ただ、ちょっと折れそうで不安ですね。
この辺もね、、。以上、近況報告でありました。
あ、そうそう上の写真のようになった時は注意ですよー。
これは風がある環境で火力を絞り過ぎた時の現象です。燃焼音は殆ど聞こえず、風が吹くたびに赤火となって力無く流されています。こんな時は迷わず火力を上げてやることです。
ズラ〜と並べましたるは N-PROJECT さんのチタン風防と取り付け後の SOD-331 のご様子です。何の加工も要らずカチャリとはめてやるだけ。点火して少しすると真っ赤に赤化しておりました。これかなり効果はあるみたい。ただね、少〜し背が高いかな? SOD-331 の五徳は中心から外に向かって斜めに造られていて、その最も内側の高さよりホンマにチョコっと低いだけなのだ。底面の大きなクッカーを乗せれば五徳の高い位置で支えることになるから、この風防との高さのギャップも少しだけ広がってフレーム(燃焼炎)もそれなりに広がるのだけれど、、。このストーブの大きく広がるフレームパターンが少〜し小さくなるみたい。風に対する効果は抜群でしたよ。
ありゃ?フレーム(燃焼炎)が赤い!
はりゃー、、きましたか、、。
SOD-331 の取扱説明書には『バーナーヘッドの酸化が原因で炎が赤くなることがあります』と記されていたがこれがそれか。
バーナーヘッドを見ると風防の役目をするフードの内側が錆色になっている。これは、、
思い当たるのはこの風防。上で紹介した社外品で効果は抜群です。ただ、これを付けっ放しにしているとバーナーヘッドのフード内側が錆色になるのです。これが燃焼による酸化なのか、チタン製とされる風防を付けっ放しにすることで起こる金属間の化学反応なのか、さあ?アタシにはわかりませんが、、
3M の研磨パッドの一番細かな番手でバーナーヘッドの内側を擦ってやりました。研磨パッドには錆色が着きます。
再度点火して火力を上げます。ハイ、また元のブルーフレームになりました。これでええのかいな?
バーナーヘッドには再び錆色が浮かんできます。もとより研磨パッドで錆色を除去しても金属は空気に触れたり、焼かれたりすると酸化しますから同じことなのです。
更にその後、再び錆色が着いたバーナーヘッドをガンブルーで染め直しました。これは人為的な酸化皮膜形成です。その処理が済んだ後で再度燃焼させ 1.5L のお湯を沸かしました。バーナーヘッドは時間が経っても色変わりありません。ただ、、、
今度は五徳の最も内側に錆色が着き出しました。これは同社の SOD-310(Wind Master stove )でも見られました。
仕事先に持ち出した時の一枚。この日は快晴なれど風強し。庭仕事を一段落終えて昼飯タイムに SOD-331 で湯を沸かす。土台は腰掛けられる大きさの庭石です。平らな部分が少ない石の上でもヨォ〜く踏ん張ってくれました。上で紹介した風防を取り付け GSI のクッカーを乗せて点火。ガスは純正のトリプルミックス。気温は10℃以下で風も強い、ガスキャニスターストーブにとっては好ましからぬ条件でしたが何の問題もなくお湯は沸きまして候。
2025年現在、使われておりまっせ〜!外でも家でも旅先でも。「特別これでないと!」という場面はないけれどそれでもよく使われている。実はこれが『普通に使える』道具の基本なのです。なんのコツも要らずストレス無く使える、これが大切なのです。
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