慣らし運転

ponio

2018年09月25日 21:25



すっかり秋っぽくなってまいりました。
虫の音、夕焼け、満月、高い空、雲も多彩になって
こうなると俄然キャンプ道具を慣らし運転しなくてはと
勝手な使命感に駆られる今日この頃です。


とある日の昼時、珍しく仕事の合間に帰宅できたので、ストームクッカーに火を入れラーメンでも作りまひょ。Trangia では DUOSSAL と呼ばれるステンレスとアルミの積層鍋(ソースパン)に適量の水を入れ煮立ったところで四つ割りにした袋入りラーメンを放り込みます。

なぜ四つ割りかって?
それは、四つ割りにした方が麺が長すぎず、取り皿に取る時も取りやすく、そのまま食う時も食べやすいからです。小さなクッカーを使う時も四つ割りにすれば簡単に茹でられます。

ラーメンを入れたらアルコールバーナーの外蓋をスライドさせて中弱火にします。強火のままでは油断しているとすぐに吹きこぼれてしまいます。

この沸々感が丁度良いのです。沸々、沸々。しばらく煮込んだら茹で上がる一歩手前で鍋を下ろし、、

この様にもう一つのソースパンをひっくり返した上に置いて蓋をします。器の準備をして居る間に程よく火が通ります。バリカタも普通もお好みで。



さて、夜。仕事が終わって帰宅したらストームクッカーをベランダにワープさせて、点火すれば我が天下。今回はお湯を沸かすだけですが。若い頃にこれに合うTrangia製の赤いケトルを持っておりましたが、それも今は無し。今回はしばらくお蔵入り衆の一員となって埃をかぶっていたスノーピークのケトルno.1を使います。

わが家のケトルno.1は個体差からか容量の半分以上で注ぐとダダ漏れして大変でした。ただ、容量を半分ほどに抑えればなんとか使えますし、吊り下げ型のベールハンドルが付いているのでストームクッカー(27のみ)にも使えます。新たな相方を見つけて心なしか喜んでいるようにも見えますが、、気のせいです、きっと。

今宵は中秋の満月、頂き物の《さつま木挽》をお湯割りにして頂きます。

さて、梅雨前にシーズンオフとなっていたわが家のキャンプシーズンがいよいよ開幕です。部屋のあちこちから
“ヒョッコリ”と顔を出す道具たちを集めて《慣らし》を
施す今日この頃、、さあ!どこへ行くべ!?


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