とある夏のEDC

ponio

2017年07月30日 20:51



『とある夏の E D C 』

酷暑猛暑が連日のように街を焼いている。山や海は蓄熱する物が少ないから暑くても不快とは感じない。

夏空には入道雲が湧き立つけれど雨を降らすだけのパワーに欠ける。この街に夕立などない。無いこともないが考える必要もないほど少ない。



この酷暑猛暑の中で地域の祭りに役割をもらって参加した。当日朝から15:00位までは移動と力仕事がメインのハードな作業。所持品で一番肝心なのが水分補給の為の保冷ボトルや小さなクーラーバッグだった。腕時計は埃をかぶっても水洗いできるタフな物にした。最初は iPhone を腰にぶら下げていたけど重く邪魔になったので祭り本番の夜には自宅に置いてきた。夕方から夜遅くまでの祭りの間は細かな収納ができるショルダーバッグひとつに
所持品をまとめた。

*ファストエイドキット
*ワークグローブ
*LEDフラッシュライト
*マルチツール
*虫除け剤
*直飲み保冷ボトル
*自販機二回分の小銭
*ポケットナイフ

他にラテックスの手袋や塩飴くらい。


今回は MOKI のポケットナイフを一本ユニクロのボトムに忍ばせていたが使ったのは二度ほど。大きな本部用テントを組み立てる際に鉄製ポールを縛っていた固結びされていたヒモを誰かがライターで焼き切ろうとしていた。私はなるべく目立たぬように MOKI のナイフでヒモを切った。使ったのはそれだけ。

マルチツールもファストエイドキットも使わなかった。
フラッシュライトは最後の用具片付けの際に明かりの無い倉庫を明るく照らしてくれた。虫除け剤はかなり使った。ワークグローブも出ずっぱりだった。何より活躍したのは象印の保冷ボトルだった。氷で満たしたボトルに水やお茶を継ぎ足し継ぎ足し使った。スマホなんて使う暇などない。ショルダーバッグはマックスペディションの fatboy 。これに象印のボトルを入れておいた。ワンバックルでメインのコンパートメントが開き簡単にボトルを取り出せる。ワークグローブもそこから出し入れした。


一日を終えてみて、、使ったもの、結局使わなかったもの、必要なかったもの、あってよかったもの、様々だけど EDCツールは持つことが大切なのだ。







ポケットに入れていた MOKI のナイフは気がつくとボルスターと呼ばれる部分が見事な変色ぶり。汗の影響です。ブレードは全く変色なし。そのまま使っても何の支障もないけど気分の問題で、、ピカール金属磨きでさっと磨きました。さすがピカール!ピッカピカ。

さて明日からまた日常に戻る。
ショルダーからザックへ、仕事用の EDCツールに入れ替える。それらは増えもしなければ減りもしない。ここ数年、EDCツールはほとんど変わっていない。


これピカールで磨く前。ボルスターと呼ばれる部分が汗で変色しています。

大勢の人や仲間とやる作業には Spyderco も Kershaw のナイフも要らない。目立ち過ぎるからね。だからそんな時は MOKI のポケットナイフでゆく。


夏のオモチャ追加

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