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2017年05月28日

菊地高原・デイキャンプ

菊地高原・デイキャンプ

家族行事が日延べとなって一泊キャンプを思いついたのは先週のこと。その後別の行事が飛び入りして予定していたキャンプは一泊から日帰りのデイキャンプへ変更。
あちこち電話して決めたのがデイキャンプの行き先としてはチョット遠い熊本県菊池市にある菊地高原ファミリーキャンプ場でした。ここは2015年9月に一度訪れたことがあり、その時に『また絶対に来よう!』と妻と誓い合った(大袈裟な!)お気に入りのキャンプ場です。

菊地高原・デイキャンプ
菊地高原・デイキャンプ
菊地高原・デイキャンプ
福岡市内から太宰府まで下道をチンタラ走り、太宰府からは九州道をブッ飛ばしやって来ました《菊地高原ファミリーキャンプ場》。奥さんが受け付けを済ませている間にキャンプ場を歩いて回ると小高い段上に大きなテントがひと張り見えました。前回同様ほぼ貸し切り状態です。日差しはたっぷり過ぎるくらいあるのに梢を揺らす五月の風のなんと爽やかなことか!キャンプもデイキャンプも何より《晴れ》が一番ですね!

菊地高原・デイキャンプ
菊地高原・デイキャンプ
このキャンプ場の一番の魅力は点在する大小様々な樹木とそれらが作り出す《木陰》ではないでしょうか。この《木陰》は雨の日以外はタープの役目を果たしてくれます。今回も芝は程よく刈られアザミの花が彼方此方に咲いていました。あちこち見渡してどこに腰を据えようかと迷うほど魅力的な《木陰》がいっぱいのフリーサイトです。

[菊地高原・デイキャンプ
一番下の段も明るく平坦で木陰もあって良かったのですが、そこから二段上の電源付きサイト(使いませんが)を選んで車を大きな木陰に滑り込ませます。先ずは椅子とテーブルなどを出して二本の巨木の中間にセッティングします。勿論、タープは必要ありません。今回はデイキャンプということで道具はあっさり少なめです。毎回これくらいなら楽なんだけどね〜。


《Quechua の ポップアップテントを張る》

菊地高原・デイキャンプ
さあ、ここでいよいよ本日の寝床登場。一週間前に届いたばかりの 《 Quechua 2 second 3 XL AIR 》です。
自宅で一度試し張りと収納をやっていますが屋外では初めてです。これは単に新しいテントというだけではなく、わが家にとっては今後のキャンプを左右するかもしれない存在なのです。

菊地高原・デイキャンプ
設営は同社の広告動画のようにバリ簡単。広げて置くだけ。

菊地高原・デイキャンプ
菊地高原・デイキャンプ
菊地高原・デイキャンプ
向きを決めたらテントの周りを回りながら全部で7箇所をペグダウン。この7箇所の中には左右のフラップアップの為のライン張りも含まれます。マジックテープ留めや吊り下げ、ポールの組み立てなどは一切なし。なんて超カンタンなの!仕上げに奥さんに頼んで中から後部と左右のフライを吊り上げてもらいました。これで完成。そこへ奥さんが長座布団やタオルケットなどを持ち込んで恒例の巣作りを始めます。おやすみなさい。

菊地高原・デイキャンプ
奥さんが新しいテントで一眠りしている間に私はひとりノンビリぽちぽちと道具を展開していきます。蚤の市で買った《オカモチ》には調味料などを入れておきます。

菊地高原・デイキャンプ
今日の《熱源》その 1は MSR の ドラゴンフライストーブ。燃料は昨日注文で即日配達されたコールマン・エコクリーンつまりホワイトガソリンです。

菊地高原・デイキャンプ
今日の《キレモノ》は MORA 860M 。これで調理からウッドカービングまでやれます。

菊地高原・デイキャンプ
LODGE のスキレット8はパンケーキ用。

菊地高原・デイキャンプ魅力的な木陰が俺を呼んでいる!

菊地高原・デイキャンプ
風薫る五月。木陰、木漏れ日、その隙間からのぞく青空。太陽が移動しても日本の木が作り出す木陰は程よく温もりも涼しさも与えてくれる。なんと素晴らスィ〜空間だこと。しみじみ来て良かったと感じ入る也。

菊地高原・デイキャンプ


菊地高原・デイキャンプ
さて奥さんが寝ている間に炊事棟で米を研いで水に浸しておきます。鍋は Trangia ツンドラ 2 のノンスティックソースパン。

菊地高原・デイキャンプ
テーブルの上には《妻のB-6君》をセッティング。
ホームセンターで買ってきたマングローブ炭を並べて着火剤は松ぼっくりと先日のキャンプで見つけたファットウッドを削った木くず。今回は脚を折りたたんでロースタイルに。灰受けの前後の隙間をアルミ板で塞ぎました。B-6君の唯一の欠点はロストルから落ちた灰が前後の大きな隙間から風で飛ばされることです。

菊地高原・デイキャンプ
菊地高原・デイキャンプ
一通り昼飯の準備も済ませた頃にゴソゴソとテントを這い出してきた奥さんが陣地からチョコっと離れた所に見つけたアタシの特等席を奪取して『いいね〜』を連発。

菊地高原・デイキャンプ
《かあちゃん》に特等席を奪取された《とうちゃん》は思い出したように真新しいテントに潜り込む。広いなぁ〜〜風が通るなぁ〜お空も見えるなぁ〜とつくづく好天に恵まれることの素晴らしさと Quechua のポップちゃんに感謝する。

菊地高原・デイキャンプ
そうこうしている内に時間が経ったのでドラゴンフライを点火して轟音轟かせ炊飯開始。今回、久々にドラゴンフライを選んだのは《妻のB-6君》だけでは熱源の数が足りなかったことと、長々と火の番をしなくて済むこと、そしてガソリンストーブながらポンピングさえしておけば簡単にプレヒートから点火へ移行できることが理由です。ドラゴンフライは同じ MSR のガソリンストーブでも ウイスパーライトよりは点火プロセスが簡単で扱いやすいのです。

菊地高原・デイキャンプ
B-6君は妻の管轄。火付け盗賊改めない方の出番です。流石に手際よくやってくれます。

菊地高原・デイキャンプ
菊地高原・デイキャンプ
菊地高原・デイキャンプ
本日の昼飯は炊きたてのご飯と冷蔵の餃子、頂き物の春キャベツと新玉ねぎそして豚ロースの生姜焼き風。デイキャンプの飯は簡単に済ますべし。

菊地高原・デイキャンプ
飯の後はいつもなら珈琲でもとなるのですが、、うちの奥さん『腹いっぱい食ったし、さあ寝るか〜』とQuechua にインして消息を絶ってしまった。

菊地高原・デイキャンプ
菊地高原・デイキャンプ
奥さんが二度目の昼寝で行方知れずとなってる間にオレ様はノンビリゆったり、でもダラダラせずに炊事棟で昼飯の洗い物を済ませ、枝打ちされた木の枝を拾ってきてノコで小さく切り分けるなどマイペースで働きます。それが終わって暫く風に吹かれ木陰でまったり過ごした後、ひとり新ジャガの皮を剥きガソリンストーブを点火してフライドポテイト〜を作って食う。ウメ〜なぁ〜〜。

菊地高原・デイキャンプ
午後3時を回って、いつもなら帰り仕度に取り掛かるところですが今回はテントの撤収が簡単で、更にタープも無く、道具も少なめ、よって撤収開始を午後4時半に決めていました。奥さんが起き出してくる前にB-6君に炭と拾い集めた枝木を加えて火を起こしスキレットでパンケーキを焼いておきます。それが焼きあがった頃、ゴソゴソガサガサと奥さんが冬眠から覚めて Quechua の洞穴から出てまいります。『あーよく寝た!』と草原を下って何処かへ、、戻ってくると小さなボウルにいっぱいのブルーベリー。受け付けでシャキシャキに冷凍されたブルーベリーを200円で買ってきたそうです。それを焼きたてパンケーキにホイップクリームと共にロールして『旨ー!』を連呼しながら食う夫婦。

菊地高原・デイキャンプ
二度目のフライドポテトも食い終わり、使った油は固めるテンプルを入れて木陰に置いておきます。それが固まる間に満腹夫婦はボチボチと撤収にかかり、今度は奥様が洗い物を担当、とうちゃんは道具の片付けです。

菊地高原・デイキャンプ
午後4時半頃には椅子を残して全て撤収完了。バタバタと帰らず二人で椅子に腰掛けフルリクライニング。傾きだしたお日様と心地よい風を感じて最後の最後まで今日の良き日を満喫します。午後5時管理人さんに挨拶を終えキャンプ場を後に。このあと九州道と都市高速を乗り継いでジャスト2時間で自宅到着でした。ただ帰りの道が最後まで西日を浴びながらの移動だったのでちょっとグッタリでした。やはり西に出かけて東に帰るのが楽ですね。

菊地高原・デイキャンプ
菊地高原・デイキャンプ
菊地高原ファミリーキャンプ場は今回二度目。前回(2年前)の時にした《また来よう!宣言》を果たし今回も素晴らしい好天に恵まれ風薫る五月を木陰で満喫しました。この満足感は季節や天候、キャンプ場の雰囲気などが全て揃った時にはじめて感じられるものなのでしょうね。今回も到着時に既に一泊されていたご家族と後から来られた二組の家族の方のみであの広いフリーサイトを貸し切り同然で楽しませてもらいました。あそこが車や人でいっぱいになる光景はあまり見たくありませんが、、今回もまた《また来るぞー!》宣言して帰ってきました。うちの奥さんは『正月やね!』とか『6月末あたり?』とか既にロックオン状態です。

ponioでした。





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